日本ダービー特集

ダノンプレミアム

牡3 青鹿毛
騎手
川田将雅
調教師
栗東中内田充
馬主
ダノックスダノックス

トレセンレポート

「1週前追い切りは17日(木)にCウッドコースで前に2頭を行かせて、直線に向いてから動かすという内容でした。騎乗した川田騎手には折り合いや反応、動きなどを確かめていただきました。久しぶりに乗ってもらいましたが『安心しました。いい状態できていますね』と喜んでいました。ツメが治ってからは変わりなくきています。右前挫石で2週間休ませていたので、立ち上げる時には体に緩みもありましたが、何とかしないと!というほどの極端なものではなく、特に意識せずに日本ダービーから逆算してやってきました。ツメが治ってからはホント変わりなくきています」(猿橋照彦調教助手)

ブラストワンピース

牡3 鹿毛
騎手
池添謙一
調教師
美浦大竹正博
馬主
シルクレーシングシルクレーシング

トレセンレポート

「(1週前は)長めからの追い切りました。ジョッキーの感触でやってもらいましたが、一杯に追ってゴールを過ぎてからも追っていましたね。グレーターロンドン(牡6・オープン)もそうですけど、時計が遅いかなと思っても見た目よりも時計が速いです。(2週前は)プラス20キロくらいでしたが、追った後でそこからマイナス3キロでした。動きが良いので目方は気にしていません。2走前(ゆりかもめ賞・500万下)が2400m、前走が1800mといろいろな競馬ができたのはプラスですね。皐月賞組など一線級とは初めての競馬になるので不安材料はありますが、これまでも想像以上に良い競馬をしてくれましたので、今回も不安を吹き飛ばしてくれるような走りをしてほしいです」(大竹正博調教師)

キタノコマンドール

牡3 鹿毛
騎手
M.デムーロ
調教師
栗東池江泰寿
馬主
DMMドリームクラブDMMドリームクラブ

トレセンレポート

「1週前追い切りは17日(木)にCウッドコースでペルシアンナイト(牡4・オープン)を含む3頭併せ。前半は折り合いを重視し、ラスト300mで併せてしまいをしっかり伸ばす内容で良かったですね。古馬のGI馬相手なのでどこまで追いつけるかと見ていましたが、これまで調教では動かなかった馬が並びかけるところまでいったので、成長したと言えるでしょう。大型馬なのでゆっくりではありますが、骨格を含め全体的に成長しています。コズミも改善されています。すみれSで走破時計や上がりのタイム、4コーナーでの加速力などを見て『うまくいけば日本ダービーに出走できるのではないか』と手ごたえを掴みました。広いコース、長い直線、左回りもこの馬にはいいと思います。あとはキレ味が削がれないよう、いい馬場でできることを願います」(池江泰寿調教師)

エポカドーロ

牡3 黒鹿毛
騎手
戸崎圭太
調教師
栗東藤原英昭
馬主
ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

トレセンレポート

「17日(木)の1週前追い切りはCウッドコース2頭併せで、当週に向けて気持ちを向ける感じの内容です。勝った皐月賞の状態を維持できればと思います。今年に入り毎月1回レースを走っているので、ここで人間が「もっと!」となると馬もキツイでしょう。馬を信じています。東京2400mはやってみないと、ですが、がむしゃらに走るタイプではなく、すごく自分をコントロールできる馬です。日本ダービーの時期の3歳馬はまだ子供。それを勝つには馬の状態や心技体が高いレベルで揃っているなど色んな意味での運が必要です。しかし、皐月賞を勝てるくらいポテンシャルが高いですから、やることをやって、あとは運を引き寄せたいですね」(藤原英昭調教師)

ワグネリアン

牡3 鹿毛
騎手
福永祐一
調教師
栗東友道康夫
馬主
金子真人ホールディングス金子真人ホールディングス

トレセンレポート

「皐月賞の敗因は馬場もあったと思います。雨が降ってグリップが効かない馬場になっていました。元々エンジンの掛かりが遅い馬ですが、さらに遅くなってしまってエンジンが掛かる前に終わってしまいました。ですので、レース後もダメージはありませんでした。1週前追い切りは16日(水)にCウッドコースで3頭併せでしっかりやりました。全体時計も速く、折り合いがついて追い出しの反応もよかったです。1週前追い切りとしてはいいものでした。走り方にクセのある馬ということを考えると、2勝を挙げている左回りはこの馬に合っているのでしょう。折り合いがつくので、昨年デビューした時から日本ダービーを目指してやってきました。この勝負服でまた日本ダービーを勝ちたいですね」(友道康夫調教師)

ステルヴィオ

牡3 鹿毛
騎手
C.ルメール
調教師
美浦木村哲也
馬主
サンデーレーシングサンデーレーシング

トレセンレポート

「前走の敗因については、調教のやり方に問題があったと思っています。春2戦、厳しい競馬が続いていますので、状態を維持できるよう調整しています。1週前は6ハロンからやって、どこまで頑張ってくれるのかをテーマに追い切りました。ルメール騎手は良かったと言ってくれました。2400mは正直わからないですね。重賞を勝ったのは中山競馬場ですが、どこに行っても関係なく走る馬です」(木村哲也調教師)

ゴーフォザサミット

牡3 黒鹿毛
騎手
蛯名正義
調教師
美浦藤沢和雄
馬主
山本英俊山本英俊

トレセンレポート

「前走はポジションを取って流れに乗る競馬ができました。追ってから少し渋かったですが、それでも一完歩ずつしっかり伸びて、2馬身差をつけたわけですから、かなり評価をして良いでしょう。道中折り合いの心配がないのと、暖かくなって毛ヅヤが良くなり馬体にも張りが出てきて調子が上がってきたことも、好走要因だったと思います。距離が延びて血統的な良さも出てきましたね。本番と同じコース、距離で結果を出せたのはアドバンテージでしょう。競馬を使ってきているので、1週前は5ハロンから遅い時計の追い切りでした。前走から間隔がないので疲労の残り具合を見ながら調整していますが、幸い心配していたダメージがないので、良い調整ができています」(津曲大祐調教助手)

ステイフーリッシュ

牡3 鹿毛
騎手
横山典弘
調教師
栗東矢作芳人
馬主
社台レースホース社台レースホース

トレセンレポート

「京都新聞杯はテン乗りながらジョッキーが丁寧に乗ってくれました。前走時よりさらに馬はパワーアップしていて、引っ張り切れないくらいです。トビが大きいので、気分よく走らせた方がいいタイプなんでしょう。今回騎乗する横山典弘騎手ならその辺りを期待できそうですし、母カウアイレーンにも乗っていましたからね。カイバも食べて、今回の方が身がついています。450kg以上あれば期待が持てます」(藤田俊介調教助手)

グレイル

牡3 黒鹿毛
騎手
岩田康誠
調教師
栗東野中賢二
馬主
カナヤマホールディングスカナヤマホールディングス

トレセンレポート

「皐月賞から比べてかなり状態が上がっています。皐月賞はやっと間に合ったというデキと、不向きかもしれないと懸念していた中山コースで6着。ゲート内で姿勢が良くないタイミングでスタートが切られてしまったのが全てでしょう。それでも直線で後方から進路を2回ほど探す場面がありながらも上がり3Fは最速タイでした。日本ダービーが楽しみになりましたね。1週前追い切りは16日(水)にCウッドコースで2頭併せ。6F82秒前後でしまいは11秒台。指示通りの内容です。攻め駆けする馬を相手にいい調教ができました。距離は伸びた方がいいタイプ。順調にきているので、折り合いさえついたら楽しみです」(野中賢二調教師)

ジェネラーレウーノ

牡3 青鹿毛
騎手
田辺裕信
調教師
美浦矢野英一
馬主
Gリビエール・レーシングGリビエール・レーシング

トレセンレポート

「1週前はある程度負荷をかけたかったので、オープン馬を前に見て、直線では並んで交わす追い切りをしました。前走は厳しい競馬で疲れたようですが、リフレッシュして馬体もゲソッとした感じもなく、乗った雰囲気も良いです。これで一段上がってくれればいいですね」(田辺裕信騎手)

「ジョッキーはもう少し反応してほしかったようなことも言っていましたけど、結構良い時計が出ていましたからね。見せる感じの稽古ではなくて、ちゃんとした追い切りができたと思います。来週はフォーメーションを組んで、半マイルから追い切る予定です」(矢野英一調教師)

サンリヴァル

牡3 鹿毛
騎手
浜中俊
調教師
栗東藤岡健一
馬主
幅田京子幅田京子

トレセンレポート

「2着だった皐月賞はタフなレースで、レース後に筋肉に少し疲れが見られました。じっくりケアして完全に疲労を取ってあげてから…と考えたので、速い調教をするのは控えていました。その分、立ち上げた頃は体に緩みもありましたが、16日(水)の1週前追い切りはしっかりやれました。これでかなりいいところまで上がってくるはずです。あとは当週にやって、どこまでの状態になるかでしょう。ここまでは順調にきています」(藤岡健一調教師)

オウケンムーン

牡3 鹿毛
騎手
北村宏司
調教師
美浦国枝栄
馬主
福井明福井明

トレセンレポート

「前走は出負けして後方の位置取りでしたし、競馬に参加できなかったですね。前走後は短期放牧に出しましたが、こちらに戻ってきてからも大きく変わったところは特にないです。迫力ある動きをするタイプではないですし、1週前追い切りはこの馬なりに動いていたと思いますよ。最終追い切りは併せ馬でやることも考えています。」(国枝栄調教師)

エタリオウ

牡3 青鹿毛
騎手
H.ボウマン
調教師
栗東友道康夫
馬主
Gリビエール・レーシングGリビエール・レーシング

トレセンレポート

「17日(木)の1週前追い切りに騎乗しました。これまでレースによって馬具を変えているらしいですが、1週前追い切りでは青葉賞と同じ馬装でブリンカーと耳カバーのメンコをつけました。追い切りに乗った目的は状態の確認と、ソラを使うと聞いていたので、その部分の把握です。Cウッドコースでの2頭併せで前に出た時、一瞬フッとしましたが、もう一度指示を出すと進んでくれたので大丈夫だと思います。あとは相手関係ですね。私が見たレースでは粘り強さを発揮していたので、スタミナを信じて乗りたいです。Good condition!Very happy!」(H.ボウマン騎手)

コズミックフォース

牡3 鹿毛
騎手
石橋脩
調教師
美浦国枝栄
馬主
サンデーレーシングサンデーレーシング

トレセンレポート

「プリンシパルの後も特に問題はないですね。こちらは使って間もないですし、華奢なタイプということもあるので週末(5/20)から時計を出して、最終追い切りはこちらも併せ馬でやろうかと思っています」(国枝栄調教師)

ジャンダルム

牡3 黒鹿毛
騎手
武豊
調教師
栗東池江泰寿
馬主
前田幸治前田幸治

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「皐月賞は馬場もあまり良くなかったですし、スタートが全てでしょう。9着でしたが、参考外と考えていただいていいです。しかし、状態は皐月賞の時も良く、今回も同じくらいの状態を維持できています。1週前追い切りは16日(水)Cウッドコースで2頭併せ。動きもよかったです。東京2400mは長いことには長いですが、弥生賞くらいから折り合いもだいぶつくようになってきましたし、色々と長い距離もこなせるようにと考えながらやっています。中間はゲート練習もしていますし、元々完成度が高かったところにさらにそれなりの成長をしているので楽しみですね」(池江泰寿調教師)

タイムフライヤー

牡3 鹿毛
騎手
内田博幸
調教師
栗東松田国英
馬主
サンデーレーシングサンデーレーシング

トレセンレポート

「皐月賞前は、若葉Sの内容も考慮して追い切りで負荷をかけて超回復を図りました。同日のアンタレスS(GIII)で5着のユラノトと併せ馬をしたのですが、結果的にオーバーワークだったのかもしれません。今回は16日(水)の1週前追い切りまでにキチッとした状態に仕上げていますし、併せる相手を1000万下で好走のダノンロッソに変えました。タイムもそれなりに出て、見た感じもよかったと思います。あとは、この追い切りを終えてどのくらい回復させられるかでしょうし、それは厩舎力にもかかっていると思います。まだまだこれからの馬でトモに緩さがありますが、それは却って直線が長く広い馬場で力を引き出せると考えています。以前より躍動感も出てきていますし、しっかり力を出せる状態まで調整ができています」(松田国英調教師)

テーオーエナジー

牡3 栗毛
騎手
藤岡康太
調教師
栗東宮徹
馬主
小笹公也小笹公也

トレセンレポート

「デビューからずっとダートを使ってきましたが、頭の中には「日本ダービー」というのもありました。オーナーには兵庫チャンピオンシップを勝ってからご相談しようと思い、伺ったところ日本ダービーに行こうという話になりました。どの馬も適性というのは使ってみないと分からない部分があるように、この馬も芝適性はレースに行ってみてですが、先行力とスピードがあります。ダートでは折り合いがつきますし、距離もこなせるでしょう。むしろもっと延びてもいいくらいです。レースセンスのよさが多頭数で活きてほしいですね。3歳で18頭しか出走できないレース。みんな日本ダービーに出走したくて、賞金を積んでいきます。やはり他のレースとは違って特別です。1週前追い切りは16日(水)に坂路で53.7-38.0-24.2-12.0。流すくらいのつもりでも楽に時計が出ますね。変わりなく順調にきていますよ」(宮徹調教師)

アドマイヤアルバ

牡3 鹿毛
騎手
丸山元気
調教師
栗東須貝尚介
馬主
近藤利一近藤利一

トレセンレポート

「前走の京都新聞杯は距離を確かめる意味もあったのですが、2着と結果を出してくれたので日本ダービーに向かうことになりました。デビューから全てのレースで3着以内。複勝率100%!相手なりに走れます。左回りも中京で結果を出しています。これまで惜しいレースもありましたが、この馬はレース展開や追い出しのタイミング一つでしょう。1週前追い切りは17日(木)にCウッドコースで2頭併せ。まだまだこれからの馬で良くなるのは秋以降でしょうが、それでも日本ダービーに出られるあたり、いいモノを持っているんでしょう。とにかく、相手なりに動ける馬ですからね」(須貝尚介調教師)