【フローラS】

■12番人気モズカッチャンが3連勝で重賞初V

　6番タガノアスワドがハナを切って2コーナーに入る。1馬身差で7番ヤマカツグレース、さらに1馬身差の外を14番フローレスマジックが追走。直後に2番ザクイーンと13番アロンザモナ、その外に18番ピスカデーラ、1馬身差のインに1番モズカッチャン、差のない外に3番キャナルストリートが続く。1馬身差で4番レッドミラベルと12番ディーパワンサ、2馬身開いて16番レッドコルディス、その直後に5番ホウオウパフュームと11番ビルズトレジャーがいる。1馬身差で8番ドリームマジックと9番ドリームマジック、その外に10番メイショウササユリが続き、1馬身半差で15番ニシノアモーレ、さらに3馬身ほど離れた最後方が17番ラユロットとなった。

　前半1000mの通過タイムは61.5秒。各馬一団となって3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入り、逃げるタガノアスワドをヤマカツグレースが捕らえにかかり、その外からフローレスマジックが脚を伸ばしてきた。最内を突いたモズカッチャンも良い脚を見せている。ホウオウパフュームは窮屈なところで伸びあぐねており、苦しい。残り200mを切って、一旦ヤマカツグレースが抜け出す形となったが、外からフローレスマジックが迫り、さらに最内からフローレスマジックの外に進路をとったモズカッチャンも差を詰めてきた。優勝争いはこの3頭に絞られ、最後はモズカッチャンが差し切ってゴール。3連勝で重賞初制覇を果たした。2着はクビ差でヤマカツグレース、3着はさらにアタマ差でフローレスマジックとなり、この3頭が5月21日に行われるオークスの優先出走権を獲得した。タガノアスワドは踏ん張って4着。ホウオウパフュームは8着だった。勝ちタイムは2分1秒3(良)。