■フェイムゲーム完勝！ 3度目のダイヤモンドS制覇で重賞6勝目！

　10番ダウンザラインが大きく出遅れ。12番グランアルマダが押してハナを切り、ぐんぐんリードを広げていく。5馬身ほど開いた2番手が4番ラブラドライト、1馬身差で8番レジェンドセラー、1馬身差で2番ハッピーモーメントと13番トレジャーマップ、直後に9番トウシンモンステラ、その内に3番プレストウィックと6番ソールインパクトが続く。3馬身開いて1番リッジマン、さらに2馬身開いて7番リッチーリッチーと14番フェイムゲーム、2馬身差で5番ホウオウドリームが続き、5馬身以上離れたところにダウンザライン、その半馬身外の最後方が11番サイモントルナーレとなった。

　各馬1周目のスタンド前へ。グランアルマダのリードは5馬身以上ある。2番手にラブラドライトとレジェンドセラー、フェイムゲームは中団後方、ホウオウドリームはそのさらに後ろという形。1000mの通過タイムは62.4秒。

　2周目に入って、フェイムゲームがスルスルと上がってきたが、中団まで来たところで再び控える。ホウオウドリームもポジションを上げてきた。3-4コーナーでグランアルマダは捕まり、レジェンドセラーが先頭に立つ。

　直線に入ってレジェンドセラーも一杯に。替わってプレストウィックが先頭に立ったが、外のソールインパクトの脚色が良く、さらにその後ろからフェイムゲームとリッジマンも上がってきた。ホウオウドリームも大外から追い上げているが、上位争いに加わるまでは厳しい。残り200mを切って、フェイムゲームが先頭に躍り出た。リッジマンが2番手に浮上し、ソールインパクトも懸命に食い下がっているが、フェイムゲームはこれらを完全に振り切ってゴールイン。2014・15年の連覇に続く3度目のダイヤモンドS制覇を果たした。

　2着は1.3/4馬身差でリッジマン、さらに1.1/4馬身差の3着はソールインパクトとなった。ホウオウドリームは7着、レジェンドセラーは10着に終わった。勝ちタイムは3分31秒6(良)。