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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

予想印
16アドマイヤミヤビ(2人気)
2ソウルスターリング(1人気)
14リスグラシュー(3人気)
8ホウオウパフューム(7人気)
3フローレスマジック(5人気)
4ミスパンテール(11人気)
6ハローユニコーン(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

2

3

4

6

8

14

12通り 各300円
3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

2

相手

3

4

6

8

14

30通り各100円
3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

14

相手

2

3

4

6

8

30通り各100円

丹下日出夫の見解

【時計とラップこそが能力】東京2400mに舞台がかわれば、アドマイヤミヤビが突き抜ける。桜花賞のパドックは、ほぼ満点。前を歩くソウルスターリングが小さく見えるほど威圧感に満ちていた。予想印は対抗だったが、本命を打たなかったことを一瞬後悔したくらい、馬体の造りとスケールは目を引いた。しかし、スタートミスというよりは渋った馬場を嫌い、発馬してすぐ、押してもゝ進んで行こうとしない。最後はフットワークがバラバラになりながら12着と惨敗したが、良馬場の東京は2戦2勝と負け知らず。ひも解けば三走前の百日草特別は、11秒8-11秒0-11秒1(3Fは33秒9)というレースラップを33秒5でスパリ。ゴール前1-2Fの中で確実に10秒台のラップをマークしていた。続く東京マイルのクイーンCも、11秒3-11秒2-11秒6(3Fは34秒1)というレースの上がりを33秒6で強襲、力勝負の東京マイルを1分33秒2で一閃。桜花賞は距離と馬場に泣いたが、大箱の府中2400mの決め手勝負なら反転攻勢濃厚。

 対抗一番手はソウルスターリング。アドマイヤほどではないものの、こちらも桜花賞は湿り気を帯びた芝に我慢が効かず3着に根負け。ただデビュー二戦目の東京1800m・アイビーSでは、上がり33秒9という末脚を駆使。年明けのチューリップ賞は、ラスト3Fのレースラップ・11秒4-11秒3-11秒9(34秒6)に対し自身の上がりは33秒8。阪神JFから0秒8速い1分33秒2に時計を短縮し、3歳世代のフロントランナーとして王道を築いてきた。母は仏オークス馬、8-9Fの質の高い優勝タイムを思えば、距離2400mも普通に大丈夫。

 三番手はリスグラシューチューリップ賞3着から桜花賞ですかさず2着に巻き返し。阪神1800mで2歳レコードをマーク、距離延長に瑕疵はなく、上位3頭の勝負付けはまだ終わっていない。ホウオウパフューム寒竹賞の末脚を、前走の惨敗だけで見限ってはいけない。チューリップ賞2着のミスパンテールも、前日入厩で落ち着きを取り戻せば一発がある。
丹下日出夫

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