【波乱含み】巴賞からの参戦組が例年、好走している函館記念。しかし(巴賞の)着順はあまり関係ないのが特徴。そういう観点から、今年巴賞で自分の力が出せなかった馬を探してみると、ベストマッチしたのが11マイネルハニー。本来は道悪巧者。時計のかかる馬場がピッタリの馬で、前走の大敗は不可解だが、まだ開幕して間もないということで重という発表の割に時計が速かった。

　しかも58キロでは瞬発力勝負では歯が立たないのは当然。今回は1キロ斤量は減るし、頭数が増えることで、後続の仕掛けも前回よりは遅れてやってきそう。一度使って体調も上向いているだろうし、ここは一発逆転を狙いたい。

　10ブレスジャーニーも負けたとはいえ、前走の伸び脚はさすがと思えるもの。久々の重賞制覇は見えている。5スズカデヴィアスも、ここなら力上位。まさに今が充実の時。連勝で勢いに乗って秋を迎えたいところ。