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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

予想印
8クリンチャー(1人気)
10アルバート(2人気)
9ムイトオブリガード(5人気)
7レインボーライン(3人気)
4カレンミロティック(6人気)
6サトノクロニクル(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

4

6

7

9

10

10通り 各300円
3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

4

6

7

9

24通り各100円
3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

4

6

7

10

24通り各100円

丹下日出夫の見解

【ホップ】4歳春、クリンチャーが急速に力をつけている。3歳クラシックは皐月賞4着。不良馬場の菊花賞をしぶとく2着に追い上げたものの、年明けの京都記念は初の古馬相手、同世代のダービー馬も参戦。人気のレイデオロは重馬場と人気を気遣い丁寧に外を回り、同馬をマークしていた有力馬たちはそのまた後ろ。3-4コーナーにかけ、ぽっかりと空いた内を迷いなく驀進したクリンチャーに勝機が飛び込んできたが、直線半ばから使った二枚腰は力強かった。

 クラシック参戦の起点は、阪神2200mのすみれS圧勝にあったし、菊2着が示す通りスタミナ勝負は望むところ。京都記念はホップ、武豊とのコンビで臨む阪神大賞典ステップ。結果を出して天皇賞へとジャンプだ。

 対抗はアルバートステイヤーズSを3連覇した、現役きってのマラソンランナー。6歳の前回に、最も速い3分43秒0をマーク、そのタフネスぶりには舌を巻く。阪神遠征はこれが初めてになるが、長距離選手にとって天皇賞(春)への最良のステップは3000mの阪神大賞典。7歳の春こそが総仕上げ、「本気度」が違うからこその、阪神遠征とみた。

 単穴にはムイトオブリガードを抜擢。小倉2600mというコースは、オープンや重賞番組が設定されておらず、前回のレコードを鵜のみにできないけれど、ラスト1000mのラップタイムはなんと11秒9-11秒5-11秒5-11秒3-11秒9。騎乗する藤岡佑も静かに手ごたえを感じているのではないか。

 近6走で5走をGIで走ったレインボーラインは、相手関係が一気に楽になった。このメンバーなら直線勝負で間に合うかもしれない。まだ距離は手探りだが、平均ラップで進むサトノクロニクルは、3000mでもきっとバテない。
丹下日出夫

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