■伏兵ロワジャルダンが接戦を制し重賞初制覇！

　各馬揃ったスタート。5番エーシンモアオバーが出ムチを入れて先手を取りきった。押していった3番モンドクラッセが2番手、さらに外から9番クリノスターオーが続いて最初のコーナーへ。

　2コーナーに入り、エーシンモアオバーのリードは2馬身半ほどに広がった。2番手も変わらずモンドクラッセ、その外にクリノスターオーが続く。1馬身差の内に1番ローマンレジェンド、さらに1馬身差で7番アスカノロマンと10番ソロル、その外に11番ダノンリバティがいる。2馬身差で2番ロワジャルダンと6番マイネルクロップ、3馬身開いて4番カゼノコ、さらに2馬身後ろの最後方が8番スリータイタンとなった。

　1000mの通過タイムは59.5秒。3コーナーに入ってモンドクラッセが動き、エーシンモアオバーを交わして先頭に立つ。その後ろにローマンレジェンドとクリノスターオーが続き、ダノンリバティもムチを入れながら外を回って直線に入る。

　直線に入り、先頭に立ったモンドクラッセをローマンレジェンドが内から追う。そのさらに内にロワジャルダンも上がってきた。クリノスターオーとダノンリバティは伸びあぐねている。大外からはカゼノコが脚を伸ばしてきた。残り200m地点でモンドクラッセが力尽きる。替わってローマンレジェンドが先頭に立ち、内のロワジャルダンと叩き合いに。さらにゴール前で外からカゼノコも強襲してきたが、結果ロワジャルダンがこの争いを制して優勝、重賞初制覇を果たした。2着はアタマ差でカゼノコ、3着はさらにクビ差でローマンレジェンドとなった。クリノスターオーは5着、ダノンリバティは6着、モンドクラッセは7着だった。勝ちタイムは1分47秒8(不良)。