■ヴェルトライゼンデが接戦を制して重賞2勝目

　5番モズナガレボシは躓いて大きく立ち遅れる。13番アフリカンゴールドがすんなり先手を取り1コーナーに入る。8番ヴェローナシチーが2番手に上がり、10番キングオブドラゴンが3番手。以下、7番プライドランド、2番ヴェルトライゼンデ、4番ハヤヤッコ、12番プラダリアと続いていく。

　後方にかけて1番ヤマニンゼスト、3番ロバートソンキー、11番イクスプロージョン。6番ダンディズムと14番サンレイポケットが一列後ろにいて、9番プリマヴィスタは向こう正面から徐々に位置を上げる。最後方にモズナガレボシという隊形。

　最初の1000mは1分02秒1。アフリカンゴールドが単独先頭で3コーナーを目指していく。直後にいたキングオブドラゴンは押して押しての追走で2番手に取り付いていき、追走各馬も一気に進出して直線の追い比べとなった。

　内外でばらけた追い比べとなる中、内のキングオブドラゴンが先頭に立つ。しかし、外に持ち出されたヴェルトライゼンデが最後の1ハロンで良く伸び、最後にこれを交わして優勝した。勝ちタイムは2分14秒2(稍重)。

　キングオブドラゴンはクビ差の2着、さらにクビ差で外から追い込んだプラダリアが入った。