■10番人気ヴェローチェエラが重賞初V！ サッカーボーイのレコードを37年ぶりに更新

　2番アウスヴァールが押して出ていくが、14番トップナイフが外から一気に上がってきた。その後ろに5番ボーンディスウェイ、4番キミノナハマリアなどが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回って先頭はアウスヴァール。1馬身差でトップナイフ、さらに1馬身差でボーンディスウェイ、その後ろにキミノナハマリア、13番マコトヴェリーキーが続く。

　キミノナハマリアの直後に3番ハヤテノフクノスケ、1馬身差で11番ランスオブクイーン、その内に1番マイネルモーントと10番グランディア。1馬身差で6番サンストックトンと8番ヴェローチェエラ、1馬身半差で9番アルナシーム、4馬身開いて7番ディマイザキッド、さらに2馬身後ろの最後方が12番マイネルメモリーとなった。1000mの通過タイムは58秒1。3コーナーに入ってヴェローチェエラが一気に進出、直線入り口でハナに立った。

　直線に入り、ヴェローチェエラが後続を突き放す。ハヤテノフクノスケがその他の先行勢を交わして2番手に。後ろからはマイネルメモリーが追い上げてきた。最後はそのままヴェローチェエラが押し切ってゴール、10番人気の評価を覆して重賞初制覇を飾った。

　2着は1.1/2馬身差でハヤテノフクノスケ、3着はさらにクビ差でマイネルメモリーとなった。勝ちタイム1分57秒6(良)は、1988年8月21日にサッカーボーイがマークした1分57秒8(良)を0秒2更新するコースレコード。