■カムニャックが差し切り重賞初制覇 A.シュタルケ騎手は8年ぶりのJRA重賞V

　1番タガノアビーなどが出遅れ。向正面に入ったところで2番ロートホルンがハナに立ち、その外に17番ハギノピアチェーレ、1馬身半差で4番エンジェルブリーズが続く。1馬身差で6番ティラトーレと7番ブラックルビーが続くが、これらの外を18番エストゥペンダが一気に上がっていった。ティラトーレの後ろに3番ドーギッドと13番ルクスジニア、1馬身差で10番カムニャックと14番マイスターヴェルク、2頭の間に12番ヴァルキリーバース
がいる。

　1馬身差で8番マーゴットレジーナ、その外に11番ホウオウタイタンと16番ロジャリーマイン、直後に9番ゴーソーファー。1馬身差でタガノアビーと5番タイセイプランセス、さらに1馬身後ろの最後方が15番ロンドボスとなった。1000mの通過タイムは59秒9。先頭はエストゥペンダに替わって3コーナーへ。2番手にロートホルン、その後ろにエンジェルブリーズとハギノピアチェーレが続く形で最後の直線へ。

　直線に入り、しぶとく逃げるエストゥペンダを各馬が追う。残り200mを切ったところでカムニャックが良い脚で上がってきて、その後ろにヴァルキリーバースも続く。外からはタイセイプランセスが猛然と追い上げてきた。最後はカムニャックが抜け出してゴール、重賞初制覇を飾った。

　1.1/4馬身差の2着にはヴァルキリーバースが入り、この上位2頭がオークスの優先出走権を獲得した。3着はさらにハナ差でタイセイプランセス。勝ちタイムは1分58秒6(良)。