■キープカルムが重賞初制覇 二冠牝馬チェルヴィニアは2着

　揃ったスタートから14番ニホンピロキーフがハナを切る。2馬身開いて10番デビットバローズ、外に8番シヴァースと11番タシット、直後に5番ダイシンヤマトと6番レーベンスティールが続く。その後ろは2番キープカルム、7番チェルヴィニア、13番ダンツエランらが一団。

　直後に4番ダディーズビビッド、その外に3番ラケマーダと12番コレペティトール、1馬身差で1番ボルザコフスキーが続き、さらに3馬身後ろの最後方が9番マテンロウオリオンとなった。600mの通過タイムは35秒1。ニホンピロキーフを先頭に、各馬一団となって3-4コーナーを回り最後の直線へ。

　直線に入り、2番手にいたデビットバローズと最内を突いたダイシンヤマトが前に出る。その後ろからレーベンスティールが上がってきたが、馬群を割ってきたキープカルム、外のチェルヴィニアも追い上げてきて、そのさらに外からコレペティトールも脚を伸ばしてきた。

　最後はキープカルムが抜け出し、チェルヴィニアの追撃も抑えてゴール。重賞初制覇を果たした。チェルヴィニアは1馬身差の2着。さらに1.1/2馬身差の3着にはコレペティトールが入った。勝ちタイムは1分33秒0(良)。