ゴール前写真・回顧

このまま読む

■マリアライトが牡馬撃破! 11年ぶり3頭目の牝馬V!

 9番ドゥラメンテは若干出遅れ気味のスタート。まずは3番キタサンブラックが好スタートからハナを切り、4番ワンアンドオンリー、2番アンビシャス、10番カレンミロティック、11番トーホウジャッカルなどが続いて最初のコーナーへ。

 1コーナーを回って、キタサンブラックのリードは1馬身。2番手にワンアンドオンリー、その外にトーホウジャッカル、直後にアンビシャスが続く。1馬身半差で12番サトノノブレス、その内に5番シュヴァルグランとカレンミロティック、2馬身開いて7番ラブリーデイ、その内を6番ラストインパクトが追走。直後に1番フェイムゲームと16番マリアライト、2頭の間に8番ステファノス、1馬身差でドゥラメンテ、さらに1馬身差で14番ヒットザターゲットと15番サトノクラウン、その後ろに17番ヤマカツエースが続き、一頭離れた最後方が13番タッチングスピーチとなった。

 1000mの通過タイムは59.1秒。3コーナーに入ってトーホウジャッカルはズルズル後退、ワンアンドオンリーも一杯に。替わってサトノノブレスとラブリーデイが外から上がってきて、マリアライトもこれに続く。ドゥラメンテはまだ馬群の中、アンビシャスは4コーナーで早くもムチが入ってしまっている。

 キタサンブラックが2馬身ほどのリードをつけて直線に入る。これを2番手に上がったラブリーデイ、その後ろのステファノスとマリアライトが追う。ドゥラメンテも内から外に持ち出して追撃態勢に入った。残り200mを切ってもキタサンブラックがリードを保っていたが、ここからマリアライトが一気に差を詰め、ゴール前でキタサンブラックを捕らえた。さらに外からドゥラメンテが襲いかかってきたが、マリアライトはこれも凌ぎ先頭でゴールイン。並みいる強豪牡馬を見事打ち破り、2005年のスイープトウショウ以来11年ぶり、史上3頭目となる牝馬Vを果たした。2着はクビ差でドゥラメンテ、3着はさらにハナ差でキタサンブラックとなった。4着はラブリーデイ、5着はステファノス、アンビシャスは16着に終わった。勝ちタイムは2分12秒8(稍重)。

コーナー通過順位

1コーナー 3(4,11)(2,10,12)(5,7)(6,8)(1,16)-(9,15)14-(13,17)
2コーナー 3,4(2,11)(5,10,12)7,6,8(1,16)(9,15)14,17-13
3コーナー 3,4(2,11)(12,7)(5,10,6)(9,8,16)1(14,17,15)13
4コーナー 3,12(2,4,7)(6,8,16)(5,11,9,15)(10,17)(1,13)14
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
M
200m 400m 600m 800m
12.6
12.6
23.6
11.0
34.7
11.1
47.0
12.3
1000m 1200m 1400m 1600m
59.1
12.1
1:11.5
12.4
1:23.8
12.3
1:36.0
12.2
1800m 2000m 2200m
1:47.9
11.9
2:00.0
12.2
2:12.8
12.7

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

特集

レースメニュー