ゴール前写真・回顧

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■平成最後のダービー馬はワグネリアン! 福永祐一騎手、19度目の挑戦で悲願のV!

 1番ダノンプレミアムが好スタートを切ったが、12番エポカドーロが押してハナに立った。16番ジェネラーレウーノ、ダノンプレミアム、3番テーオーエナジー、7番コズミックフォース辺りがエポカドーロに続いて最初のコーナーへ。

 1コーナーを回って、エポカドーロのリードは1馬身。2番手にジェネラーレウーノ、その内にダノンプレミアムがいる。1馬身差でコズミックフォース、直後にテーオーエナジーと17番ワグネリアン、この2頭の間に8番ブラストワンピースが続く。

 ブラストワンピースの後ろには6番ゴーフォザサミットと18番サンリヴァル。1馬身半差で2番タイムフライヤー、その外に10番ステイフーリッシュ、直後に9番オウケンムーン、さらに1馬身差で11番ジャンダルムが続く。1馬身差で13番グレイル、その内に14番エタリオウ、半馬身差の内に5番キタノコマンドール、外に15番ステルヴィオが続き、さらに3馬身離れた最後方が4番アドマイヤアルバとなった。

 1000mの通過タイムは60.8秒。エポカドーロは1馬身のリードを保ったまま3コーナーへ。ダノンプレミアムは4番手、その直後にブラストワンピースが上がってきて、ワグネリアンは外から人気2頭を見る位置にいる。

 直線に入り、エポカドーロが追い出しにかかる。コズミックフォースが2番手に上がって、その外からワグネリアンが迫ってきた。ダノンプレミアムもエポカドーロとコズミックフォースの間に入って追撃態勢に。ブラストワンピースはダノンプレミアムに前に入られ、外のワグネリアンも壁になっているため、そのさらに外に持ち出すロス。

 残り300mからエポカドーロ、コズミックフォース、ダノンプレミアム、ワグネリアンの激しい追い比べになったが、徐々にダノンプレミアムはこの争いから遅れだしていく。ブラストワンピースもなかなか前に追いつけず、替わって外からエタリオウが脚を伸ばしてきた。最後はワグネリアンが粘りに粘るエポカドーロを交わしてゴール。皐月賞7着から巻き返し、2015年生まれのサラブレッド6955頭の頂点に立った。鞍上の福永祐一騎手は19度目の挑戦で悲願のダービー制覇。父・洋一氏が獲れなかったビックタイトルをついに手にした。

 エポカドーロは1/2馬身差で2着。さらにクビ差の3着は粘るコズミックフォースと、ゴール前で猛追を見せたエタリオウ・ブラストワンピースの争いとなったが、コズミックフォースに軍配が上がった。ハナ差でエタリオウが4着、さらにハナ差でブラストワンピースが5着。ダノンプレミアムは6着、キタノコマンドールは12着だった。勝ちタイムは2分23秒6(良)。

コーナー通過順位

1コーナー (*12,16)1(7,17)(3,18)(6,8,10)(2,9)(11,13)(5,15)14,4
2コーナー 12,16(1,7)(3,8,17)(6,18)(2,10)(11,9)(14,13)(5,15)-4
3コーナー 12(1,16,7)8(3,17)6(2,18)-(11,10)(14,9,15)13-5-4
4コーナー 12(16,7)(1,8,17)(3,6)(2,18)10(11,9,15)14(13,5)4
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.7
12.7
23.7
11.0
36.0
12.3
48.4
12.4
1000m 1200m 1400m 1600m
1:00.8
12.4
1:13.1
12.3
1:25.3
12.2
1:37.3
12.0
1800m 2000m 2200m 2400m
1:49.0
11.7
2:00.2
11.2
2:11.4
11.2
2:23.6
12.2

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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