■タワーオブロンドンが突き抜け完勝！ 2連勝で重賞V

　1番タワーオブロンドンが好スタートを切ったが、控える態勢。5番タイセイプライドがハナを切り、1馬身差で4番ニシノウララ、その外に8番アサクサゲンキが上がってきた。1馬身差で6番カシアス、直後にタワーオブロンドンと7番モリノラスボス、この2頭の外に11番トキノメガミが続く。直後に2番トーセンアンバー、3番マイティーワークス、9番エントシャイデンが続き、1頭離れた最後方が10番ピースユニヴァースとなった。

　600mの通過タイムは36.0秒。各馬一団となって3-4コーナーを回り、最後の直線へ。

　直線に入り、アサクサゲンキがタイセイプライドを捕らえにかかる。その後ろからはカシアスが上がってきた。タワーオブロンドンは外に持ち出していっている。残り200mを切ってアサクサゲンキが先頭に立ち、カシアスがその内を突いて迫るが、進路を確保したタワーオブロンドンが一気に襲いかかってきた。タワーオブロンドンはそのまま突き抜けて、最後は2番手に上がったカシアスに2馬身差をつけてゴール。前走のききょうSに続く2連勝で重賞初制覇を飾った。3着はさらに1/2馬身差でアサクサゲンキ。エントシャイデンは7着、タイセイプライドは力尽きて8着だった。勝ちタイムは1分21秒9(良)。