■8番人気パンジャタワーが接戦を制す タワーオブロンドン産駒の重賞初制覇

　13番レモンバームが出遅れ。8番マリノトニトゥルスがハナを切り、半馬身差の外に10番クラスペディア、1馬身差で11番マイネルチケット、その外に12番シンフォーエバーが上がってきた。マイネルチケットの直後に3番エイシンワンド、その内に1番キタノクニカラ、さらに1馬身差で6番ヒシアマンと7番パンジャタワーが続く。

　1馬身半差で2番リアルショット、4番ヤンキーバローズ、9番バニーラビット。2馬身開いて14番カガバベル、半馬身差の内に5番エンドレスサマーが続き、さらに2馬身後ろの最後方がレモンバームとなった。600mの通過タイムは34秒9。3コーナーに入り、前はマリノトニトゥルスとクラスペディアとシンフォーエバーが差のない状態。2馬身開いてマイネルチケット、その後ろにエイシンワンドやヒシアマンが続く形で最後の直線へ。

　直線に入り、マリノトニトゥルスとシンフォーエバーが一旦後続を離して争うが、その後ろからマイネルチケット、馬場の外からパンジャタワーが差を詰める。馬群の中からヤンキーバローズも上がってきて、ヒシアマンは馬群の中から外に持ち出して前を追う。

　最後はパンジャタワーとマイネルチケットの競り合いとなり、パンジャタワーがわずかに出てゴール。無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。マイネルチケットはクビ差の2着、さらに1.1/2馬身差の3着にはヤンキーバローズが入った。ヒシアマンはさらにクビ差の4着だった。勝ちタイムは1分21秒2(稍重)。