サラ系4歳以上オープン(国際) 牝[指]別定本賞金:3500、1400、880、530、350万円
レース入線後約4分前後
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■切れ者ハナズゴールが完全復活 スタートは、1番アカンサス、2番オウケンサクラ、4番ハナズゴール、さらに8番エーシンメンフィスも1馬身、7番アスカトップレディは2馬身のそれぞれ出負け。先行争いはスンナリと落ち着いて、各馬の出方を見ながら5番クィーンズバーンが先頭へ。これに並んでの2番手に9番フラワーロック、3番手に11番アンチュラスがじわっと浮上。その後方は6頭が横に広がって、アカンサス、オウケンサクラ、3番レディアルバローザ、10番ベストクルーズ、14番エーシンリターンズ、13番シースナイプが好位の直後で続く形。中団もひと固まりで、それらから控える形になったベストクルーズに、ハナズゴール、6番サクラクローバー、12番アプリコットフィズがほぼ並んでの追走。さらに半馬身差の後方2番手に、エーシンメンフィスが待機策。1馬身差の最後方追走が、アスカトップレディという隊列。 ペースを握ったクィーンズバーンのラップは、前半3F通過35秒7、同4F47秒8とゆったりとした流れになって、道中は先頭から最後方まで、ほぼ固まっての追走。3、4コーナーにかけても馬順はほとんど変わらず、最後の直線の切れ味勝負の様相となる。この時ハナズゴールは中団のラチ沿いを手応えよく進み、レディアルバローザは中団馬群の中、エーシンメンフィスは後方外目を追走となって、直線コースを向いてくる。 残り300mにかかるところ、先頭は逃げるクィーンズバーン。2馬身差の2番手にフラワーロックとなるが、その内からハナズゴールが早くも前を捕らえる脚色で突っ込んできた。残り200mを前にして、一気の脚で抜け出た同馬が抜け切って、優勝間違いなしの情勢に。残り100mでは、完全に各馬一団の2着争いが焦点となり、先行するクィーンズバーンが懸命の粘り腰、大外を勢いよく追い上げるエーシンメンフィスは届くかどうか。この間に間からはベストクルーズ、サクラクローバーなどが馬場の真ん中から一気に脚を伸ばすが、それらを尻目に瞬く間に抜け出しての単独先頭はハナズゴール。2着以下に、2.1/2馬身差をつけて9か月ぶりの重賞制覇。最後まで縺れた2、3着争いは、大外のエーシンメンフィスが僅かに届いて2着、ベストクルーズが3着。逃げたクィーンズバーンが4着、サクラクローバーが5着。勝ちタイムは1分34秒3(良)。
1通過するコーナーの名称
2各コーナー通過時の順位着順の色分け表記1着2着3着
※上段:通過タイム、下段:ラップタイム