■57キロ、重馬場も何のその！ホエールキャプチャが差し切り快勝

　スタートでは2番サトノギャラントと10番ショウナンマイティが出遅れ。まずは8番レッドスパーダが先手を取りに行くが、その内から6番コスモセンサー、外から15番ヴィルシーナが来て3頭ほぼ並んだ状態に。1馬身開いて9番サクラゴスペルと12番クラレントが並び、また1馬身開いて14番エールブリーズ、13番コディーノ、5番レイカーラが続く。1馬身離れて7番ホエールキャプチャ、さらに1馬身差で11番エキストラエンドが追走、ここから4馬身開いて1番ラインブラッド、3番セイクリッドセブン、サトノギャラントと続いて、1馬身半差の最後方がショウナンマイティという隊列となった。

　先手を取りきったコスモセンサーの600m通過タイムは34.2秒。隊列に大きな変わりはなく3?4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入って残り400m地点で失速したコスモセンサーを交わしてクラレントが先頭に立つ。その内から馬群を捌いて進路を確保したエキストラエンド、外からはコディーノがクラレントを追うが、ここで大外に出したホエールキャプチャが抜群の脚色でこの3頭に迫る。残り100mを切ってホエールキャプチャが完全に抜け出し、そのままゴールイン。57キロを背負いながら牡馬相手に完勝を決めた。1馬身差の2着争いは一旦前に出たエキストラエンドにクラレントが差し返すところを見せるも、アタマ差及ばず2着エキストラエンド、3着クラレントとなった。一歩遅れたコディーノが4着。ショウナンマイティは見せ場なく10着に終わった。勝ちタイムは1分33秒2(重)。