■ラブリーデイ貫禄のV！ 今年だけで重賞5勝目！

　スタートで5番レコンダイトが出遅れ。まずは、4番ニューダイナスティが押してハナを切り、これに7番カレンミロティック、6番フーラブライドが続く。その後ろに1番ラブリーデイ・10番サウンズオブアースと人気2頭がいる隊列でゴール板を通過し最初のコーナーに入る。

　2コーナーに入り、先頭は依然ニューダイナスティ。2馬身差でカレンミロティック、さらに1馬身差でフーラブライドが続く。3馬身開いてサウンズオブアース、その内をラブリーデイが追走。1馬身差で2番ワンアンドオンリー、2馬身差で8番ラキシスが続き、その外を3番メイショウカンパクが上がっていく。ラキシスから3馬身開いてレコンダイト、さらに2馬身後ろの最後方が9番フォントルロイとなった。

　1000mの通過タイムは60.5秒。3コーナーに入り、メイショウカンパクは2番手のカレンミロティックの外まで浮上。ラブリーデイは内でジッとしたまま最後の直線へ。

　直線に入り、一杯になったニューダイナスティをカレンミロティックが捕まえる。早めに仕掛けたメイショウカンパクはズルズル後退。カレンミロティックの後ろからは、ラブリーデイが外のフーラブライドを押しのけるように進路を取って脚を伸ばしてきた。さらに外のサウンズオブアースもいい脚で伸びている。残り200mを切って、ラブリーデイがカレンミロティックを交わして先頭に立つ。その外からサウンズオブアースが並びかけようとするが、ここからラブリーデイが逆にサウンズオブアースを振り切り、最終的に1.1/4馬身差をつけて完勝。グランプリホースの貫禄を見せつけ、今後のGI戦線に向けて弾みをつけた。2着サウンズオブアースから1/2馬身差の3着はカレンミロティック、ラキシスはさらに1/2馬身遅れての4着となった。勝ちタイムは2分23秒6(良)。