■ビッグアーサーがレコードで初重賞・初GI制覇!

各馬揃ったスタート。予想どおりに6番ミッキーアイル・15番ローレルベローチェ・18番ハクサンムーンが先頭を争い、ローレルベローチェがハナを奪いきった。1馬身差でハクサンムーンが2番手、さらに1馬身半差でミッキーアイルが続く。2馬身開いて4番ビッグアーサー、直後に3番サクラゴスペル、7番サトノルパン、10番アクティブミノルが並ぶ。1馬身半後ろで1番ブラヴィッシモ、5番スノードラゴン、8番アルビアーノ、12番ウリウリらが一団となっており、1馬身差の外に14番アースソニックと17番ヒルノデイバローが続く。その後ろでも11番レッツゴードンキ、13番エイシンブルズアイ、16番スギノエンデバー、9番ティーハーフらが固まり、1頭離れた最後方が2番ウキヨノカゼとなった。

3-4コーナーでハクサンムーンがローレルベローチェに並びかけて最後の直線へ。600mの通過タイムは32.7秒。

ローレルベローチェとハクサンムーンは馬場の中ほどまで持ち出し、その外からミッキーアイルが迫る。さらにその外からビッグアーサーも脚を伸ばしてきた。アルビアーノも内の馬群を捌きつつ上がってきている。残り200m手前でミッキーアイルが先頭に立って抜け出したが、ここからビッグアーサーがグイグイと迫る。優勝争いはこの人気2頭に絞られ、最後はゴール前でビッグアーサーが突き抜けて決着。念願の重賞初制覇をこの大舞台で果たした。ミッキーアイルは3/4馬身差の2着、さらに1.3/4馬身差の3着にはアルビアーノが入った。勝ちタイムは1分6秒7(良・コースレコード)。