■ウキヨノカゼが直線一気でV　重賞3勝目

　4番ウエスタンレベッカが押してハナを主張し、これに外から12番ペイシャフェリス、10番エテルナミノル、13番クロコスミアなどが続いてきて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、ウエスタンレベッカのリードは3馬身ほど。ペイシャフェリスが単独2番手、1馬身差でクロコスミア、直後にエテルナミノル、15番リーサルウェポン、16番タマノブリュネットが続く。その後ろで5番ウインファビラス、11番ブリガアルタ、7番トウカイシェーン、8番フロンテアクイーンらが一団となっているが、その外を3番デンコウアンジュが一気に上がっていった。1馬身半差で2番ハピネスダンサー、その外に6番ウキヨノカゼ、2馬身差で9番クインズミラーグロ、その内に1番ギモーヴが続き、さらに1馬身差の最後方が14番ロッカフラベイビーとなった。

　1000mの通過タイムは58.9秒。3コーナーでクロコスミアが先頭に立ち、その外の2番手にはデンコウアンジュが上がってきた。クインズミラーグロも外を回って進出してきて最後の直線へ。

　直線に入り、デンコウアンジュが先頭に立つ。クロコスミアも食い下がろうとするが巻き返しは厳しい。2頭の外からはフロンテアクイーンとクインズミラーグロが並んで上がってきた。その後ろからウキヨノカゼも脚を伸ばしてきている。残り100mあたりでフロンテアクイーンが先頭に躍り出て、わずかな差でクインズミラーグロが続くが、その外からウキヨノカゼが物凄い脚で2頭に襲いかかってきた。最後はウキヨノカゼがフロンテアクイーンを捕らえてゴール。2015年8月のキーンランドC以来となる重賞3勝目を挙げた。2着はクビ差でフロンテアクイーン、3着はさらにクビ差でクインズミラーグロ。クロコスミアは7着だった。勝ちタイムは1分46秒8(良)。