■ハイランドピークがV　人馬ともに重賞初制覇

　10番メイショウスミトモがスタートで出遅れ。2番ドリームキラリがハナを切り、これに12番ブラゾンドゥリス、8番ハイランドピーク、4番アンジュデジールなどが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、ドリームキラリのリードは2馬身。ブラゾンドゥリスが単独2番手、さらに2馬身差でハイランドピークが続く。1馬身半差でアンジュデジールと11番ディアデルレイ、2頭の間に9番ロンドンタウン、さらに1馬身半後ろに1番リッカルドと13番モルトベーネがいる。

　1馬身差で14番モンドクラッセ、直後に10番メイショウスミトモと5番ノーブルサターン、1馬身半差で6番リーゼントロック、1馬身差で7番アルタイル、その外の最後方が3番ミツバとなった。1000mの通過タイムは59.6秒。3コーナーに入り、ハイランドピークが前に並びかける。ミツバも鞍上のムチ連打に応えて上がってきて最後の直線へ。

　直線に入り、ハイランドピークが抜け出しにかかる。ドリームキラリも懸命に食い下がり、3番手のロンドンタウン以下とは差が開いた。ミツバも猛然と追い上げてきているが、直線の長さを考えると苦しい。最後は、ハイランドピークがドリームキラリに1.1/4馬身差をつけてゴール。鞍上の横山和生騎手ともども重賞初制覇を果たした。ミツバはさらに2馬身差の3着だった。勝ちタイムは1分42秒0(重)。