■伏兵ウインテンダネスがV　カンパニー産駒JRA重賞初制覇

　6番ヴォージュがハナを切り、8番パフォーマプロミス、4番ノーブルマーズ、15番リッジマン辺りが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、ヴォージュのリードは2馬身。2番手にリッジマン、その内にノーブルマーズ、外に16番ポポカテペトルが続く。1馬身差でパフォーマプロミスと7番ハッピーモーメント、直後に3番ウインテンダネスと11番ソールインパクト、1馬身差で5番サウンズオブアースと9番ブライトバローズ、その内に2番ゼーヴィントと10番チェスナットコートがいる。1馬身半後ろで12番トウシンモンステラ、13番コウキチョウサン、14番フェイムゲームが一団になっており、一頭大きく離れた最後方が1番ホウオウドリームとなった。

　1000mの通過タイムは61.2秒。各馬一団となって3-4コーナーを回り、最後の直線へ。

　直線に入り、逃げるヴォージュをノーブルマーズ、ポポカテペトルらが追う。その外からはパフォーマプロミスが脚を伸ばしている。ポポカテペトルの直後にいるウインテンダネスも良い手応え。残り200m地点でもまだヴォージュが粘っていたが、さすがに苦しく、替わってノーブルマーズが前に出ようとする。さらにウインテンダネスがノーブルマーズとポポカテペトルの間を割ってきた。残り100mでウインテンダネスが先頭に立ち、そのまま内で食い下がるノーブルマーズ、外から迫ってくるパフォーマプロミスを振り切ってゴール。前走の緑風S(1600万下)に続く連勝で、初の重賞タイトルを手にした。

　2着は3/4馬身差でノーブルマーズ、3着はさらにアタマ差でパフォーマプロミスとなった。ゼーヴィントは6着、チェスナットコートは11着だった。勝ちタイムは2分29秒7(良)。