■ステイフーリッシュが先行策で重賞初V！

　6番メイショウテッコンがハナを切り、13番ステイフーリッシュ、7番ケイティクレバーなどが続いて最初のコーナーへ。1番フランツは最後方。

　1コーナーを回って、メイショウテッコンのリードは3馬身。ステイフーリッシュが単独2番手、また3馬身離れて5番タニノフランケルと7番ケイティクレバー、2馬身開いて14番アールスター、その後ろに10番レイエスプランドルと9番ロードアクシスが続く。2馬身開いて17番インターセクション、その内に4番リシュブール、半馬身差で12番ユーキャンスマイル、1馬身半差で2番グローリーヴェイズと8番アドマイヤアルバがいる。1馬身半差で15番シャルドネゴールド、その内に3番レノヴァール、2馬身開いて11番アルムフォルツァ、その内に16番ダブルシャープが続いて、さらに2馬身後ろの最後方がフランツとなった。

　1000mの通過タイムは58.5秒。3コーナーに入り、ステイフーリッシュがメイショウテッコンとの差を詰めていく。後ろからはアドマイヤアルバが上がってきた。フランツは後ろのままで最後の直線へ。

　直線に入り、ステイフーリッシュが満を持して抜け出した。メイショウテッコンも食い下がろうとするが、外からアドマイヤアルバが上がってきた。タニノフランケルは力尽きてズルズル後退、フランツも伸びない。残り200mを切ってもステイフーリッシュはセーフティリードを保っている。2番手にはアドマイヤアルバが浮上し、これにシャルドネゴールドが外から、グローリーヴェイズが内から迫ってきたが、ステイフーリッシュはこの2番手争いを尻目にゴールイン。共同通信杯10着から巻き返し、初の重賞タイトルを獲得した。

　2着は1.3/4馬身差でアドマイヤアルバ、3着はさらにハナ差でシャルドネゴールドとなった。グローリーヴェイズは4着、フランツは10着、タニノフランケルは17着だった。勝ちタイムは2分11秒0(良)。