■ファンタジストがデビュー2連勝で重賞V! 武豊騎手は連覇

　11番タムロドリームが好スタートも、内から6番ファンタジスト、1番チュウワフライヤー、2番エイシンノホシなどが並んできて、チュウワフライヤーがわずかに先頭に立った。チュウワフライヤーと僅差でエイシンノホシ、半馬身差の外にファンタジストが続く。

　1馬身差で3番ルチアーナミノルとタムロドリーム、その内に5番シングルアップと7番カシノティーダ、これらの外に4番セプタリアンが上がってきた。1馬身差で8番ミヤジシルフィードと12番ブルベアオーロ、その内に9番アズマヘリテージ、直後に13番タガノジェロディが続き、半馬身差の外に14番ジャカランダシティ、さらに1馬身後ろの10番アーデントリーが最後方となった。

　前半600mの通過タイムは33.4秒。各馬一団となって3から4コーナーを回り、最後の直線へ。直線に入り、ここまでレースを引っ張ったチュウワフライヤー、その内を突いたシングルアップとアズマヘリテージ、外のファンタジストが横一線となったが、残り200mを切ってファンタジストが一気に抜け出した。

　アズマヘリテージが懸命に食い下がり、後ろからはミヤジシルフィードが上がってきたが、ファンタジストはこれらを完全に振り切ってゴール。新馬戦に続くデビュー2連勝で重賞制覇を果たした。また、鞍上の武豊騎手は昨年のアサクサゲンキに続く小倉2歳S連覇となった。

　2着は1.3/4馬身差でアズマヘリテージ、3着はさらにクビ差でミヤジシルフィードとなった。シングルアップは6着、ルチアーナミノルは8着だった。勝ちタイムは1分8秒9(良)。