■ユーキャンスマイルが抜け出し重賞2勝目

　好スタートの外枠勢から15番ブラックスピネルがハナを主張し、続いて11番クラウンディバイダ。3馬身空いて8番クリンチャー、16番センテリュオ、5番ジナンボーが続く。

　最初の600mが34秒9と速く、馬群は早くも縦長。1番サトノキングダム、9番レイエンダがポジションを押し上げ先団に取り付いていき、3番ダイワキャグニー、14番サトノワルキューレ、4番フランツ、13番ケントオー、18番ダッシングブレイズまで中団。

　以下、17番ゴールドサーベラス、7番ユーキャンスマイル、10番カヴァル、2番アクート、12番ショウナンバッハ、最後方に6番カデナという隊形。淡々と流れ、最初の1000mは58秒6とややハイペース。
　
　コーナーでやや息が入り、ブラックスピネルがセーフティリードを保ったまま直線。内ラチ沿いのクラウンディバイダ以外は馬場の真ん中から外目を通っている。

　残り200mを過ぎた地点で内からユーキャンスマイル、外からジナンボーがブラックスピネルを捕らえる。最後はこの二頭の一騎打ちとなり、ユーキャンスマイルがクビ差ジナンボーを凌いだところがゴールとなった。勝ちタイムは1分57秒5(良)。

　2着ジナンボーの更に外から脚を伸ばしたカデナが2馬身差の3着。1番人気のレイエンダは直線苦しくなり10着だった。