■メールドグラースが突き抜け4連勝＆重賞2連勝！

　スタート直後に3番ギベオンが躓いて後方へ。8番ブラックバゴも出遅れた。9番ブラックスピネルがダッシュ良くハナを切り、これに4番タニノフランケル、1番プラチナムバレット、6番ステイフーリッシュなどが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、ブラックスピネルのリードは2馬身。2番手にタニノフランケル、半馬身差の内にプラチナムバレットが続く。2馬身差でステイフーリッシュ、直後に2番サンデーウィザード、1馬身差で5番ノーブルマーズ。

　3馬身差開いて7番メールドグラース、さらに4-5馬身開いてギベオンが続き、さらに2馬身後ろの最後方がブラックバゴとなった。1000mの通過タイムは60.4秒。3コーナーに入り、縦長だった馬群は一気に縮まる。ブラックスピネルを先頭に各馬最後の直線へ向かう。

　直線に入っても、逃げるブラックスピネルをステイフーリッシュが追うが、なかなか差は縮まらない。タニノフランケルは一杯になって後退、替わって外からメールドグラースが一気に脚を伸ばしてきた。後方からギベオンも上がってきているが、さすがに位置取りの差で苦しいか。

　メールドグラースはそのまま一気に先頭に躍り出て、2番手争いを演じるブラックスピネルとステイフーリッシュを突き放してゴール。1000万下、尼崎S、新潟大賞典に続く4連勝及び重賞2連勝を飾った。2着は1.1/2馬身差でブラックスピネル、3着はさらにアタマ差でステイフーリッシュとなった。ギベオンは4着、タニノフランケルは8着だった。勝ちタイムは1分59秒6(良)。