■D.レーン騎手＆リスグラシューが完勝！ 史上4頭目の牝馬V！

　1番キセキがハナを切り、これに6番スティッフェリオ、12番リスグラシュー、4番アルアインなどが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回って、キセキのリードは1馬身半。2番手にリスグラシュー、その内にアルアイン、さらに1馬身差で11番スワーヴリチャード、その内にスティッフェリオが続く。

　直後に2番レイデオロ、その外に9番クリンチャー、1馬身差で5番タツゴウゲキ。1馬身差で10番ノーブルマーズ、1馬身半差で3番エタリオウ、その内に8番ショウナンバッハが続き、一頭離れた最後方が7番マカヒキとなった。1000mの通過タイムは60.0秒。快調に逃げるキセキを先頭に、各馬3-4コーナーを回って最後の直線を迎える。

　直線に入り、リスグラシューが逃げるキセキを捕らえにかかる。3番手はアルアインとスワーヴリチャードの争いになっているが、前2頭との差は開いた。レイデオロは伸びず5番手。残り200mを切ってリスグラシューが先頭に躍り出た。リスグラシューはそのままキセキを突き放し、最後はキセキに3馬身差をつけてゴール。昨年のエリザベス女王杯に続くGI・2勝目を果たした。

　2着キセキから2馬身差の3着にはスワーヴリチャードが入った。4着はアルアイン、レイデオロは5着という結果となった。勝ちタイムは2分10秒8(良)。