■トップハンデ58kgのトリオンフが押し切り重賞3勝目

　揃ったスタートから2番ブラックスピネルが押し出されるようにハナ。1-2コーナーを回りながら2馬身ほど単独のリードを取る。続く2番手は4番ノーブルマーズと7番トリオンフが並走。

　続く好位から中団にかけ、12番タニノフランケル、8番ウインイクシード、1番テリトーリアル、9番ギベオン、13番イレイション、6番マイネルハニー、16番マイネルサーパス、17番ザダル、5番レッドローゼス、10番シャイニープリンスが固まって追走していく。

　やや離れた後方に11番アンノートル、3番クレッシェンドラヴ。さらに離れて14番メイショウエイコウ、15番カデナが最後方という隊形。最初の1000mは1分0秒2。

　3-4コーナーで後方の各馬が追い上げ、中団馬群が内外に広がった状態で直線へ。2番手で進めていたトリオンフが早めに単独先頭に立って粘り込みを図る。4コーナーでペースがもう一段階上がったこともあり、外を回したザダル、レッドローゼスらは直線での追い上げは一息。

　内目をロスなく立ち回っていたウインイクシード、ノーブルマーズ、テリトーリアル、マイネルハニーが徐々に詰め寄るも、トリオンフは粘り腰を発揮しゴールまで粘り切った。勝ちタイムは1分59秒5(良)。

　アタマ差の2着にウインイクシード、3/4馬身差の3着にテリトーリアルが入った。1番人気のクレッシェンドラヴは後手に回る競馬で7着、3番人気ザダルは8着だった。