■ナミュールが差し切りV！重賞2勝目を挙げる

　11番ダノンタッチダウンと12番ステラヴェローチェが好スタート。8番タイムトゥヘヴンがダッシュつかず、10番キラーアビリティも後方から。

　内から1番ユニコーンライオンが先手をとろうとするが、促してダノンタッチダウンがハナを切る展開。2馬身差の2番手にステラヴェローチェ、ほとんど差がなく内にユニコーンライオン、2馬身半差で3番エターナルタイム、1馬身差で5番ジャスティンスカイ、その外に7番イルーシヴパンサー、半馬身差の内に2番マテンロウオリオン、2馬身半差で4番ソーヴァリアント、1馬身差で6番ナミュール、さらに2馬身差で9番レッドモンレーヴ、半馬身差の内に8番タイムトゥヘヴン、半馬身差の外に10番キラーアビリティという隊列。前半600mの通過は34秒0。

　大きな動きはないまま最後の直線へ。直線半ばになってもほとんど順位は変わらない。しかし、200mを切る手前で逃げるダノンタッチダウンの脚色が鈍ってくる。それをエターナルタイムがかわしにかかるが、外から馬群を捌いて伸びてきたナミュール、さらに外から後方待機していたレッドモンレーヴが一気に伸びてくる。内ではエターナルタイムが粘るが、残り150mくらいで優勝争いは外の2頭に絞られる。レッドモンレーヴが追い詰めようとするが、ナミュールの脚色は最後まで鈍らない。結果、ナミュールがリードを保ったままゴールイン。勝ちタイムは1分31秒4。

　1.1/4馬身差の2着にはレッドモンレーヴ、さらに2.1/2馬身差の3着には中団後方から脚を伸ばしたソーヴァリアントが入った。