■ジャスティンミラノが無傷3連勝、レコードで一冠目制覇

　17番ビザンチンドリームが出遅れ。2番メイショウタバルがハナを切り、これに4番シリウスコルト、6番アレグロブリランテ、8番ジャンタルマンタルらが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回ってメイショウタバルのリードは2馬身、これをさらに広げていく。2番手にシリウスコルト、1馬身半差でジャンタルマンタル、その内にアレグロブリランテ、さらに1馬身差で13番ジャスティンミラノ、半馬身差の内に5番ミスタージーティー、直後に1番サンライズジパングが続く。

　1馬身差で14番シンエンペラー、1馬身差で12番コスモキュランダ。2馬身開いて11番ホウオウプロサンゲ、1馬身差で7番ルカランフィーストと15番サンライズアース、直後に9番アーバンシックが続く。1馬身差で18番ウォーターリヒト、その内に10番レガレイラ、1馬身半差でビザンチンドリーム、その内の最後方が3番エコロヴァルツとなった。

　1000mの通過タイムは57秒5。ハイペースで飛ばすメイショウタバルは苦しくなって3-4コーナーでジャンタルマンタルに差を詰められる。その後ろにジャスティンミラノが続く形で最後の直線を迎える。

　直線に入り、ジャンタルマンタルが先頭に立ってリードを取る。その後ろからジャスティンミラノとコスモキュランダが脚を伸ばしてきた。レガレイラも大外から追い上げてきているが苦しい。最後はジャスティンミラノがジャンタルマンタルを交わし、コスモキュランダの追撃も振り切ってゴール。デビューから3連勝で、史上21頭目となる無敗の皐月賞制覇を果たした。

　2着はクビ差でコスモキュランダ、3着はさらに1/2馬身差でジャンタルマンタルとなった。レガレイラは6着だった。勝ちタイムは1分57秒1(良、コースレコード)。