■クイーンズウォークが差し切り重賞2勝目 断然人気レガレイラは5着

　15番レガレイラはゲートで遅れはしなかったが、行き脚はつけず最後方へ。まずは6番レディーヴァリューが出ていくところを10番セキトバイーストが外から交わしにかかる。その後ろは5番タガノエルピーダ、4番チェレスタ、9番ラヴァンダあたりが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って先頭はセキトバイースト。レディーヴァリューに2馬身ほどの差をつけ、これをさらに広げていく。レディーヴァリューから3馬身開いてチェレスタ、2馬身開いてラヴァンダ、その内にタガノエルピーダ、さらに2馬身差で2番クイーンズウォーク、その内に8番ラビットアイが続く。1馬身半差で1番カニキュルと11番フレミングフープ。

　1馬身差で3番オーロラエックスと12番ザブライド、1馬身差で7番サンセットビュー、13番ハワイアンティアレ、14番サフィラが続き、さらに2馬身後ろの最後方がレガレイラとなった。1000mの通過タイムは60秒3。セキトバイーストが10馬身ほどの大逃げ態勢に入って3コーナーへ。レガレイラは大外を回って最後の直線勝負に賭ける態勢。

　直線に入り、まだ余力のあるセキトバイーストをタガノエルピーダ、レディーヴァリュー、チェレスタが追う。外からはレディーヴァリューが上がってきた。レガレイラも大外から追い上げてきているものの差は大きく苦しい。

　最後はクイーンズウォークが突き抜けてゴール。秋初戦を制して重賞2勝目を挙げた。2着は1.1/2馬身差でチェレスタ、さらにアタマ差の3着にはセキトバイーストが粘り込み、この上位3頭が秋華賞の優先出走権を獲得した。レガレイラは追い上げ及ばず5着だった。勝ちタイムは1分59秒9(稍重)。