■ナムラクレアが大外一気V！ 昨年8月以来の重賞5勝目！

　11番マッドクールが好スタートを切って出ていくが、7番アサカラキングが押してハナを奪う。マッドクールは1馬身差の2番手となって、1馬身差で6番ウイングレイテスト、その後ろは10番シャンパンカラー、12番ウインマーベル、15番ママコチャ、18番エトヴプレらが一団に。ウインマーベルがやや下がって、その後ろに5番トゥラヴェスーラと17番レッドモンレーヴ、2頭の間に13番ダノンマッキンリーが続く。

　直後に2番ダノンスコーピオン、半馬身差の内に1番ソーダズリング、外に16番ナムラクレア。1馬身差で3番セリフォスと9番エイシンスポッター、2馬身差で4番モズメイメイと14番オフトレイルが続き、1頭大きく離れた最後方が8番マテンロウオリオンとなった。600mの通過タイムは34秒5。3コーナーでエトヴプレが2番手に上がり、マッドクールは3番手に。後続も一団なって4コーナーを回り最後の直線へ。

　直線に入り、馬場の中ほどに出したマッドクール、内のソーダズリングらがアサカラキングを追う。ナムラクレアは外で行き場がなく大外へ。またオフトレイルが内に切れ込みながら上がってきた。残り200mを切ってマッドクールが前に出たが、ナムラクレアが物凄い脚で追い上げてきた。

　最後はナムラクレアが各馬をまとめて差し切ってゴール。昨年8月のキーンランドC以来となる重賞5勝目を挙げた。2着は1/2馬身差でマッドクール、3着はさらに3/4馬身差でオフトレイルとなった。勝ちタイムは1分20秒1(良)。