■ミッキーヌチバナが重賞初V 太宰啓介騎手は約8年ぶりの重賞勝利

　6番ホウオウルーレット、12番リキサントライ、14番ゲンパチルシファーが出遅れ。8番テーオードレフォンと16番スレイマンが出ていき、3番ヴィクティファルス、4番サトノロイヤル、1番ハギノアレグリアスが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回って、テーオードレフォンがハナを取り切る形。1馬身差でスレイマン、1馬身差でサトノロイヤル、直後にハギノアレグリアスとヴィクティファルスが並ぶ。3馬身開いて15番ケイアイパープル、その内に2番ダノンマデイラ、外に10番ミッキーヌチバナ。

　3馬身開いて、7番サヴァ、9番ラインオブソウル、13番トウセツ、5番ニューモニュメントが一団。直後にリキサントライと11番クリノドラゴン、大きく開いてゲンパチルシファー、さらに2馬身後ろの最後方がホウオウルーレットとなった。1000mの通過タイムは61秒5。各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入り、スレイマンがテーオードレフォンを交わして抜け出す。その後ろからはハギノアレグリアスとミッキーヌチバナが並んで脚を伸ばしてきた。残り200mを切ってハギノアレグリアスは一歩遅れ、スレイマンとミッキーヌチバナの争いとなったが、最後はミッキーヌチバナが前に出てゴール。重賞初制覇を果たした。

　スレイマンはクビ差で2着。3着はさらに1.1/2馬身差でハギノアレグリアスとなった。勝ちタイムは1分51秒2(良)。