■カナテープがレコードで重賞初制覇 R.キング騎手は2週連続重賞勝利

　2番シンフォーエバーがハナを切り、1馬身半差で7番ハクサンバード、直後に6番ニシノスーベニア、8番シヴァース、17番アルセナールが続く。1馬身半差で3番ジョウショーホープ、4番レガーロデルシエロ、5番ゴールデンシロップ。1馬身差で1番オフトレイル、外に16番フォーチュンタイム、その間に11番ボンドガールがいる。

　1馬身差で10番トランキリテ、12番メイショウシンタケ、18番ダイシンヤマト。1馬身差で14番カナテープ、2馬身開いて9番キョウエイブリッサと15番イミグラントソング、さらに3馬身後ろの最後方が13番リフレーミングとなった。600mの通過タイムは33秒9。シンフォーエバーがリードを4馬身ほどに広げ、3-4コーナーを回って長い直線に入る。

　残り400m地点でまだシンフォーエバーのリードは2馬身ほどあるが、大きく横に広がった後続の内からオフトレイルが上がってきた。ボンドガールが馬群を縫ってオフトレイルのさらに内に入り、外からはカナテープが脚を伸ばしてきた。最後はカナテープが、激しく争うオフトレイルとボンドガールを差し切ってゴール。重賞初制覇を果たした。鞍上のR.キング騎手は先週の函館2歳Sに続く2週連続重賞勝利。

　オフトレイルとボンドガールの争いは写真判定の結果、2着同着となった(カナテープからクビ差)。勝ちタイム1分31秒0(良)は、12年8月12日にドナウブルーがマークした1分31秒5(良)を0秒5更新するコースレコード。