■3歳馬マスカレードボールが差し切りGI初V！ ルメール騎手は3週連続GI制覇

　13番メイショウタバルがハナに立ち、8番ホウオウビスケッツ、1番コスモキュランダが続く形でコーナーを回る。向正面に入ってメイショウタバルのリードは1馬身半。2番手にホウオウビスケッツ、直後にコスモキュランダと10番エコロヴァルツ、その後ろに3番ジャスティンパレスと5番タスティエーラが続く。

　1馬身差で14番クイーンズウォーク、直後に4番ソールオリエンスと7番マスカレードボール。1馬身差で12番セイウンハーデス、その外に9番ミュージアムマイルがいる。セイウンハーデスの直後に2番アーバンシック、1馬身半差で6番ブレイディヴェーグが続き、その後ろの11番シランケドが最後方となった。1000mの通過タイムは62秒0。3コーナーに入り、ホウオウビスケッツがメイショウタバルに並びかけていく。タスティエーラも外から3番手に並んできて最後の直線を迎える。

　直線に入り、逃げるメイショウタバルをタスティエーラが捕まえる。その後ろからマスカレードボールが脚を伸ばしてきた。さらに後ろからは馬群の中からジャスティンパレス、外からミュージアムマイルが上がってきた。残り200mを切ってマスカレードボールが先頭に躍り出る。タスティエーラは脚が止まってしまいメイショウタバルに差し返され、さらにジャスティンパレス、ミュージアムマイル、アーバンシック、シランケドらが殺到する。

　最後はそのままマスカレードボールがリードを保ってゴール、GI初制覇を果たした。2着は3/4馬身差でミュージアムマイル、3着はさらにクビ差でジャスティンパレスとなった。以下4着シランケド、5着アーバンシック、6着メイショウタバル、タスティエーラは8着だった。勝ちタイムは1分58秒6(良)。