■ベラジオオペラがレコード完勝でレース史上初の連覇達成！

　11番デシエルトが出遅れ。まずは2番ホウオウビスケッツが前に出て、これに10番シックスペンス、5番ベラジオオペラ、15番アルナシームらが続く。出遅れたデシエルトも外から一気に上がってきた。1コーナーを回ってデシエルトがハナを奪い、さらに後続をどんどん引き離していく。2番手にホウオウビスケッツ、1馬身差でシックスペンス、1馬身差でベラジオオペラ、その外にアルナシーム、直後に9番コスモキュランダが続く。

　1馬身半差で6番ジャスティンパレス、2馬身開いて3番ラヴェル、14番エコロヴァルツ、13番ロードデルレイが並ぶ。1馬身半差で1番ボルドグフーシュ、その外に8番カラテと12番ステレンボッシュ。1馬身半差で7番ヨーホーレイク、さらに3馬身後ろの最後方が4番ソールオリエンスとなった。1000mの通過タイムは57秒5。デシエルトはリードを5馬身ほどに広げるが、3-4コーナーで後続が一気に差を詰める。ホウオウビスケッツが1馬身差の2番手、直後にシックスペンス、その内にベラジオオペラが続く形で最後の直線へ。

　直線に入り、ホウオウビスケッツが一杯になったデシエルトをかわすが、その外からベラジオオペラがいい脚で迫る。シックスペンスは追って伸びず、かわって馬群の外からロードデルレイが一気に脚を伸ばしてきた。馬群の中からエコロヴァルツとヨーホーレイクも上がってきた。ステレンボッシュは後方のまま。

　最後はベラジオオペラが抜け出してゴール、GII時代も含め史上初となる大阪杯の連覇を達成した。2着は1馬身差でロードデルレイ、3着はさらに1馬身差でヨーホーレイク。以下4着エコロヴァルツ、5着ホウオウビスケッツ、シックスペンスは7着、ステレンボッシュは13着という結果となった。勝ちタイム1分56秒2(良)は、18年6月2日にストロングタイタンがマークした1分57秒2(良)を1秒0更新するコースレコード。