■エリキングが外から差し切りV！ 復活の重賞2勝目

　7番ボンドロアがハナに立って、3番アルマデオロ、5番ショウヘイが続く形で最初のコーナーへ。10番エリキングは中団の位置。向正面に入ったところでボンドロアのリードは1馬身。2番手にアルマデオロ、1馬身半差でショウヘイ、その内に2番ジョバンニが続く。

　2馬身開いて1番ライトトラックと9番デルアヴァー、1馬身半差でエリキング、その内に8番パッションリッチ。2馬身差で6番サンライズバブル、さらに2馬身後ろの最後方が4番ジョイボーイとなった。1000mの通過タイムは62秒6。隊列にほとんど動きがないまま各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入り、ショウヘイが前を捕らえにかかるが、ジョバンニが最内を突いてきて、後ろからは大外のエリキングが脚を伸ばしてきた。残り200mを切ってショウヘイが抜け出すも、外からエリキングが迫り、人気2頭の争いとなった。最後はエリキングがショウヘイを差し切ってゴール、復活の重賞2勝目を挙げた。

　ショウヘイはクビ差の2着。さらに1.3/4馬身差の3着はジョバンニとなり、この上位3頭が菊花賞の優先出走権を獲得した。勝ちタイムは2分26秒4(良)。