ゴール前写真・回顧

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■真夏の快速王はハクサンムーン

 スタートは18頭が綺麗に飛び出して、注目の最初の200mでの先行争いに入るが、好ダッシュを見せたのが4番フォーエバーマーク、そして外から13番ハクサンムーンも馬ナリのままで前へ。やや離れた3番手以下は16番ヤマニンパピオネ、17番レオパステル、内のほうでは6番ローブドヴルール、8番プリンセスメモリー、10番アンシェルブルー、11番パドトロワもこの集団へと取りついて先団を固めていく。後方各馬は4馬身までの圏内に収まり、馬群が横に広がりながら残り500mへと差しかかる。

 先頭に立ったフォーエバーマーク、ハクサンムーンが手綱を持ったままで走り、前半2Fが22秒3、折り返し地点を超えた同3Fは32秒9で通過するが、この辺りでは18頭が一団となって馬場の外側へ殺到して勝負の後半戦を迎える。

 レースが残り200mを迎える頃には、前を走るハクサンムーン、フォーエバーマークが完全に抜けて2頭でのマッチレースになるも、終始手応えに余裕のあったハクサンムーンが残り150mから単独先頭に立ち、追い縋るフォーエバーマークを3/4馬身差振り切って優勝ゴールイン。3.1/2馬身差と大きく離れた3着は、外枠から流れに乗ったリトルゲルダが確保。4着はレオパステル、5着にはデュアルスウォード。連覇を狙ったパドトロワの見せ場はなく、10着に敗れた。勝ちタイムは54秒2(良)。

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
11.9
11.9
22.3
10.4
32.9
10.6
43.2
10.3
1000m
54.2
11.0

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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