ゴール前写真・回顧

このまま読む

■人気薄コスモネモシンが3年8か月ぶりの3勝目

 スタートでは3番ダコールが若干遅れて、11番ブリッジクライムは後方待機策の構え。先行争いは各馬の出方を窺う形になって、内からじわりと5番カリバーンが行くかというところを遮る形で、9番エクスペディションがハナへ。譲り合いのような先頭争いは向正面の半ばでようやく決着が付いて、エクスペディションが僅かに先頭。差のない2番手に10番ニューダイナスティ、13番トレイルブレイザーも差のない3番手。1馬身差の4番手グループも3頭並走状態で1番サンシャイン、カリバーン、8番ファタモルガーナ。2馬身差の後方各馬も一団で、4番コスモネモシン、6番レインスティック、14番アカンサス、ダコール。僅かに遅れて2番ニシノメイゲツが後方から3番手。3馬身差の最後方追走が、12番ラッキーバニラ、ブリッジクライムという隊列となった。

 じわりと先手を取って逃げたエクスペディションのラップは、前半4F47秒6、同5F59秒9と、意外にもラップを落とさず、平均から少し遅いくらいの流れを演出した。3コーナーあたりからは馬群が一気に凝縮してきて、全体的には締まった流れの中で4コーナーを迎える。

 直線に向いてくると、後続を少しづつ引き離す形に持ち込むエクスペディション、これに何が絡むかといった状況だったが、残り400mの手前までに内々からコスモネモシンが敢然と急接近し、先頭を窺う脚色になっている。3着争いは、ファタモルガーナ、ダコール、サンシャインらが横一線も、残り200mでは水が開いている。結局残り100mで10番人気コスモネモシンがエクスペディションを捕らえて差し切り、3着にはゴールまでしぶとく脚を伸ばしたファタモルガーナが入った。4着にダコール、ニューダイナスティは5着。勝ちタイムは1分58秒9(稍重)。

コーナー通過順位

1コーナー
2コーナー
3コーナー (*9,10)8(1,5,13)(7,14)(4,6,3)(2,11,12)
4コーナー (*9,10)(8,13)(1,5,3,14)7(4,6)(11,12)2
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
13.0
13.0
24.1
11.1
35.6
11.5
47.6
12.0
1000m 1200m 1400m 1600m
59.9
12.3
1:12.3
12.4
1:24.2
11.9
1:35.6
11.4
1800m 2000m
1:46.4
10.8
1:58.9
12.5

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

特集

レースメニュー