サラ系3歳オープン(国際)(指)別定本賞金:3400、1400、850、510、340万円
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■ベストウォーリアが鮮やかに差し切り、戸崎は移籍後重賞初V 7番チャーリーブレイヴが1馬身半ほど出遅れてしまい、やや波乱のスタート。芝をまたいでの先行争いは、ダッシュよく3番サマリーズがハナ、8番ヴァンフレーシュが2番手となり、1馬身半ほど開いた3番手グループは10番ノウレッジ、11番コンプリートゲーム、9番クロムレック、1番エーシンレンジャーの4頭が横並びで好位を形成。この隊列をインのポケットで見ながら6番ベストウォーリアが追走し、追いついてきたチャーリーブレイヴがこの直後、さらに2番ショウナンダイラ、13番ミヤジマッキー。注目の12番サウンドリアーナはこの圏内の外目を追走するが、やや口を割るような仕草をみせてなだめながら形に。1馬身差の後方各馬は、内で4番サウンドトゥルー、5番タッチザターゲット、大外から14番ケイアイレオーネが外から中団を目がけて浮上する。3馬身ほど開いた最後方追走が15番ベリートゥベリーという隊列となった。 雨で脚抜きの良くなったダートでの一戦も、先行争いは落ち着いて、単騎で逃げたサマリーズが前半3F35秒6、同4F48秒1と終始ゆったり目のマイペース。3?4コーナーにかけては、後続各馬が外からじわっと集団で雁行しながら、先頭へと接近して最後の直線へと向いてくる。 4コーナーを回りつつ15頭の馬群は一気に凝縮し、先行集団が横一列に5?6頭が広がる。残り400mでは、外から僅かに抜けたクロムレックをケイアイレオーネが捕らえに掛かり、最内のサマリーズはここらで一杯か。後続からは、直後で絶好の手応えのままインで脚を溜めるベストウォーリアが、追い出しを待っている。後方勢からは、大外一気の伸び脚でサウンドリアーナが、先行争いを呑み込む勢いで一気に追い上げてきた。ゴールまでは残り150mの手前になると、今度は内からベストウォーリアが一気に抜け出して先頭へ。2番手には、追い込んだサウンドリアーナが単独で浮上。前の2頭とは離されながらの3着争いは、ケイアイレオーネが一旦は完全に抜けたところ、各馬の間を縫ってサウンドトゥルーが浮上してきた。この間に独走態勢を固めたベストウォーリアは悠々と抜け出して、そのまま重賞初制覇の優勝ゴールイン。1.1/4馬身差離れた2着に単独でサウンドリアーナが確保。さらに2馬身差の3着争いは、ケイアイレオーネとサウンドトゥルーによる争いが最後の一完歩まで続いて写真判定となり、その結果は鼻面を全く揃えて入線で同着の判定。5着にはタッチザターゲットが入った。チャーリーブレイヴは出遅れが響いたか、見所なく8着。勝ちタイムは1分36秒0(重)。
1通過するコーナーの名称
2各コーナー通過時の順位着順の色分け表記1着2着3着
※上段:通過タイム、下段:ラップタイム