ゴール前写真・回顧

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■コパノリチャードが横綱相撲で重賞初制覇

 スタートは、1番タガノエンブレム、9番メイショウヤマホコがダッシュ付かず。向正面での先行争いは、中から5番カシノランナウェイがスッと抜けてハナへ。内で好スタートの3番カオスモスが2番手へ並び掛けるところに、やや掛かりながらも6番コパノリチャードが2番手を確保し、もうそれ以上には前に出ない構え。1馬身差で内にカオスモス、外に7番ラブリーデイが並んで3?4番手。1馬身半差の中団は、内に2番レッドアリオン、その外に4番ケイアイヴァーゲ。さらに1馬身半差の外目で8番レッドジャイヴが追走。これに1馬身差で10番テイエムイナズマ、さらに1馬身差づつ離れて出遅れ組のタガノエンブレム、メイショウヤマホコが続いて、向正面は出入りの少ないゆったりとした流れ。

 逃げたカシノランナウェイのペースは、前半3F35秒9、同4F48秒3と数字通りのスローとなって、これに終始1馬身差の2番手にコパノリチャードが取り付いての折り合い専念。3番手以下もそれぞれのポジションで、脚を溜めた。

 4コーナーを回って直線に向いてくると、コパノリチャードが持ったままでカシノランナウェイを交わし、これに追随して内からカオスモス、差がなくラブリーデイが外から先頭集団へと取り付いてきた。さらに1馬身半差の後方は、レッドアリオンがこれらに接近する構えで残り300m。この手前から追い出されたコパノリチャードは、後続との差を一気に広げにかかり、セーフティーリードに持ち込んでいく。坂を駆け上がって残り100mでの2番手には、カオスモスが浮上し、これにレッドアリオンが外から迫るが脚色は同じ。その間に、敢然と抜け出したコパノリチャードがそのまま楽々と突き離して重賞初制覇のゴールイン。2着はカオスモス、3着はレッドアリオン。大勢決した後に追い込んだメイショウヤマホコが4着、ラブリーデイは5着。勝ちタイムは1分34秒8(良)。

コーナー通過順位

1コーナー
2コーナー
3コーナー 5,6(3,7)(2,4)8,10(1,9)
4コーナー (*5,6)(3,7,8)(2,4)10,1,9
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.6
12.6
23.9
11.3
35.9
12.0
48.3
12.4
1000m 1200m 1400m 1600m
1:00.7
12.4
1:12.1
11.4
1:23.0
10.9
1:34.8
11.8

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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