ゴール前写真・回顧

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■オルフェーヴルが5歳初戦を完勝

 スタートは、精鋭14頭が五分の飛び出しで、3番ショウナンマイティ、11番マッハヴェロシティ、12番タガノエルシコなどは後方に控える形。大歓声に沸く正面スタンド前での先行争いは、1番コパノジングーが押して先手を奪い、6番トウカイパラダイス、14番ヴィルシーナも好位に取り付いて1コーナーを目指していく。大注目の5番オルフェーヴルは後方から4番手辺りから、ぴったりと折り合ってレースを進める。2コーナーを回り、スローに落としたコパノジングーが後続に4馬身のリード。2番手はトウカイパラダイス、半馬身差で4番ダークシャドウが続き、1馬身差の4番手にヴィルシーナ、差がなく9番アスカクリチャン、さらに1馬身差で2番スマートギア、7番エイシンフラッシュ、13番ローズキングダムが並走していく。中団からやや後方にかけては、1馬身差で8番テイエムアンコール、半馬身差で10番ヒットザターゲット。オルフェーヴルは、さらに半馬身差で追走しており、先頭までは10馬身ほど。後方にかけては、1馬身差でマッハヴェロシティ、さらに3馬身差で後方で折り合い専念のショウナンマイティ、さらに2馬身半開いての最後方追走がタガノエルシコという隊列となった。

 先頭を引っ張ったコパノジングーの前半4Fは48秒9、5F61秒5で通過しており、2番手以下は62秒?3秒台の超スローペースの流れ。3?4コーナーにかけては、中団の外目からオルフェーヴルが早くも追い上げを開始し、先団の4コーナーを回ってコパノジングー、トウカイパラダイス、エイシンフラッシュ、ダークシャドウらを射程圏に入れて最後の直線へと向いてくる。

 直線で残り250mでは先頭トウカイパラダイスだが、その外からこれを交してエイシンフラッシュが浮上し、この外へと持ち出されたオルフェーヴルが追い出しに入って坂を駆け上がっていく。残り150mでは、完全に先頭に立ったオルフェーヴルがセーフティリードに持ち込んで、そのまま悠々と後続を抑え込んで復帰戦を飾る優勝ゴールイン。1/2馬身差の2着争いは、ゴール前でショウナンマイティが猛然と追い込んで、エイシンフラッシュを交した。4着は粘ったトウカイパラダイス、5着にダークシャドウ。紅一点のヴィルシーナは、伸び脚なく6着。勝ちタイムは、1分59秒0(良)。

コーナー通過順位

1コーナー 1,6,4,14(9,13)2(7,8)5,10-11-3-12
2コーナー 1-(4,6)(9,14)(2,13)7(10,8)5,11-3-12
3コーナー 1,6(4,7,14)(9,13)8(2,5)10(11,3)-12
4コーナー (*1,6)(4,7,14)(9,13,5)8(2,3)(10,11,12)
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.6
12.6
24.0
11.4
36.7
12.7
48.9
12.2
1000m 1200m 1400m 1600m
1:01.5
12.6
1:13.7
12.2
1:25.3
11.6
1:36.6
11.3
1800m 2000m
1:47.5
10.9
1:59.0
11.5

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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