ゴール前写真・回顧

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■ベルラップが好位追走から抜け出し重賞V

 スタートでは7番ティルナノーグが若干の出遅れ。まずは好スタートを切った2番エイシンライダーが先頭に立つが、外から8番アイオシルケンが並びかけてきた。この2頭に4番テイエムダンシング、6番ベルラップと続く形で最初のコーナーに入る。

 2コーナーに入り、ハナを奪いきったのはアイオシルケン。2馬身差でエイシンライダーが2番手。1馬身差でベルラップ、半馬身差の内にテイエムダンシングが続く。1馬身半差で1番フローレスダンサー、その後ろにティルナノーグと3番ダノンメジャー、さらに1馬身半差の最後方が5番シュヴァルグランとなった。

 1000mの通過タイムは63.1秒。3?4コーナーに入って各馬の差は詰まり、ティルナノーグは馬群の中、ダノンメジャーは外から直線勝負にかける態勢。好位追走のベルラップも外に持ち出していき最後の直線に入る。

 直線に入り、まずはアイオシルケン、エイシンライダーという順だが、3番手のベルラップがこの2頭をまとめて捕らえにかかる。外のフローレスダンサー・ダノンメジャーや、道中最後方のシュヴァルグランも脚を伸ばしてきた。一方、ティルナノーグは全く伸びない。残り200mを切ってベルラップが先頭に立って抜け出す。その内からシュヴァルグラン、外からはダノンメジャーがグイグイと差を詰めてきたが、ともに差し切るまでには至らず、ベルラップがそのまま先頭でゴールイン。前走黄菊賞からの連勝で重賞初制覇を果たした。2着はクビ差でダノンメジャー、3着はさらにクビ差でシュヴァルグランとなった。エイシンライダーは6着、ティルナノーグは7着だった。勝ちタイムは2分4秒8(稍重)。

コーナー通過順位

1コーナー 8,2-(4,6)-1,3(7,5)
2コーナー 8,2(4,6)1,3(7,5)
3コーナー 8,2(4,6)1(7,3)5
4コーナー 8,2(4,6,1)(7,3)5
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

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