ゴール前写真・回顧

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■グランデッツァが抜け出しV 約3年4か月ぶりの重賞制覇!

 スタートで3番ユールシンギングと6番レコンダイトが、それぞれの隣の馬に寄られる不利を受けた。前は10番トウケイヘイローがハナを切り、これに8番メイショウナルト、16番フィロパトールなどが続く形。

 2コーナーに入って、先頭は依然トウケイヘイロー。3馬身差でメイショウナルト、さらに1馬身差でフィロパトールが続く。直後に7番マデイラと11番グランデッツァ、1馬身差で9番ゲシュタルト、半馬身差の外に14番ゼンノルジェロが続き、そのさらに外に2番アルフレードとレコンダイトが上がってきた。1馬身差の内に5番グランデスバル、外に12番ステラウインド、その後ろは15番クランモンタナ、13番ヒラボクディープ、ユールシンギング、1番マイネルディーンらが固まって、この一団の後ろの最後方が4番フラアンジェリコとなった。

 1000mの通過タイムは59.5秒。3?4コーナーに入ってトウケイヘイローのリードは縮まり、グランデッツァが2番手に上がりつつ外から並びかけていく。同じく外を回ってアルフレードとレコンダイトが進出しようとしているが、レコンダイトの手応えは既に怪しい。

 直線に入り、グランデッツァがトウケイヘイローを交わして先頭に立ち、そのまま抜け出していく。マデイラ、メイショウナルトといった先行勢が懸命に追いすがる。メイショウナルトの外のアルフレードは伸びあぐねており、かわってそのさらに外からステラウインドが一気に上がってきた。ステラウインドはそのまま2番手に浮上したものの、完全に抜け出していたグランデッツァには及ばず、1.1/4馬身差まで詰めたところでゴール。グランデッツァが2012年のスプリングS以来、約3年4か月ぶりの重賞制覇を果たした。2着ステラウインドから1/2馬身差の3着には、シンガリ人気のマデイラが入った。4着はメイショウナルト、5着はアルフレードで、レコンダイトは12着だった。勝ちタイムは1分58秒2(良)。

コーナー通過順位

1コーナー 10-8(7,16)(9,11)(5,2,14)-12(15,6)(1,4,3)-13
2コーナー 10-8,16(7,11)(9,14)(5,2)-12(15,6)(1,3)(13,4)
3コーナー 10(8,16,11)(7,2)(9,14,6)(5,13,12,3)(15,1)4
4コーナー 10(7,8,11)16(9,14,2)(13,12)(4,6)(5,1)(15,3)
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.0
12.0
23.3
11.3
34.8
11.5
47.0
12.2
1000m 1200m 1400m 1600m
59.5
12.5
1:11.9
12.4
1:23.7
11.8
1:35.1
11.4
1800m 2000m
1:46.2
11.1
1:58.2
12.0

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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