ゴール前写真・回顧

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■ドゥラメンテが突き抜け完勝! M.デムーロ騎手も早速のGI制覇!

 スタートで8番サトノクラウンが若干の出遅れ。まずは、7番キタサンブラックが出て行くところを14番クラリティスカイが外から交わして先頭に立ち、この2頭に4番ワンダーアツレッタや5番リアルスティールなどが続いて最初のコーナーに入る。

 2コーナーに入り、先頭は依然クラリティスカイ。2馬身差でキタサンブラックが2番手、さらに1馬身差でワンダーアツレッタが続く。1馬身差で3番スピリッツミノル、直後にリアルスティールと13番コメートが並ぶ。1馬身半差で9番ミュゼエイリアン、外に15番ダノンプラチナ、そのさらに外から12番ベルラップ、内から1番ブライトエンブレムが上がってきた。これらの後ろに6番タガノエスプレッソ、その内に2番ドゥラメンテ、外にサトノクラウンが続く。1馬身半離れて11番ダノンリバティ、さらに半馬身差の最後方が10番ベルーフとなった。

 1000mの通過タイムは59.2秒。3?4コーナーに入り馬群は一気に凝縮したが、4コーナーでドゥラメンテが内から外に出した際に膨れてしまい、ダノンプラチナ、サトノクラウン、タガノエスプレッソなどがそのあおりを受けてしまった。

 直線に入り、ここまで逃げてきたクラリティスカイを、2番手に浮上したリアルスティールが交わしにかかる。キタサンブラックがリアルスティールの内で食らいつき、その後ろからブライトエンブレムも上がってきた。残り200mを切ったところでリアルスティールが先頭に立ったが、ここで外からドゥラメンテが一頭違う脚で襲いかかる。ドゥラメンテはあっという間にリアルスティールを抜き去り、その時点で勝利を確信した鞍上のM.デムーロ騎手からガッツポーズも飛び出して、そのままゴール板を駆け抜けた。M.デムーロ騎手は2003年ネオユニヴァース、04年ダイワメジャー、13年ロゴタイプに続く4度目の皐月賞V。今年3月1日にJRA所属騎手としてデビューしてからわずか1か月半でのGI制覇となった。リアルスティールは1.1/2馬身差の2着、3着はさらに2.1/2馬身差でキタサンブラックが入った。サトノクラウンも後ろから差は詰めたものの、6着という結果に終わった。勝ちタイムは1分58秒2(良)。

コーナー通過順位

1コーナー 14-7,4(3,5,13)(9,15)(1,6,12)8(2,11)10
2コーナー 14,7,4,3(5,13)(9,15)(1,6,12)8(2,11)10
3コーナー 14,7(3,4)(5,13,12)(1,9,15)(2,6)8(11,10)
4コーナー 14,7(3,5)(1,9)(2,4)(11,13,12,8)(15,6)10
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.5
12.5
23.2
10.7
35.2
12.0
47.0
11.8
1000m 1200m 1400m 1600m
59.2
12.2
1:11.4
12.2
1:23.5
12.1
1:35.2
11.7
1800m 2000m
1:46.6
11.4
1:58.2
11.6

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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