■紅一点スマートレイアーが逃げ切りV！

　12番トーセンスターダムが大きく出遅れ。2番ダノンプラチナも出遅れて後方からとなった。6番スマートレイアーが好スタートからダッシュ良く先手を取り、1馬身半差で10番マイネルアウラートと14番テイエムタイホー、差がなく4番ダイワリベラル、その内に3番エキストラエンドが続く。1馬身半差で5番タガノブルグ、2馬身差で11番ダッシングブレイズと7番ルルーシュ、さらに1馬身差で9番アルマワイオリ、その内に8番マーティンボロが上がってきた。1馬身差でダノンプラチナ、2馬身離れて1番グランシルクとトーセンスターダム、さらに2馬身後ろの最後方が13番サトノギャラントとなった。

　600mの通過タイムは36.0秒。スマートレイアーを先頭に、各馬一団となって3-4コーナーを回り最後の直線へ。

　直線に入り、逃げるスマートレイアーの脚色は十分。エキストラエンドとマイネルアウラートが並んでこれを追い、その内(最内)にダッシングブレイズが突っ込んできた。残り400m地点をしばらく過ぎたところでダッシングブレイズが内ラチに接触、鞍上の浜中俊騎手が落馬し競走を中止するアクシデントが発生。レースは残り200mを切って、スマートレイアーが後続を2馬身ほど突き放した。エキストラエンドとマイネルアウラートが懸命に追いすがり、大外からはダノンプラチナが脚を伸ばしてきたが、スマートレイアーはこれらの争いを尻目に先頭でゴールイン。牡馬相手にまんまと逃げ切りを決め、2014年4月の阪神牝馬S以来となる重賞2勝目を挙げた。2着は2馬身差でエキストラエンド、3着はさらに1.1/4馬身差でマイネルアウラートとなった。ダノンプラチナは4着、グランシルクは10着だった。勝ちタイムは1分34秒1(良)。