■リッジマンが差し切り重賞初制覇

　6番カレンラストショーがハナを切り、これに2番ヴォージュ、12番アドマイヤエイカン、3番モンドインテロなどが続いて1周目の1コーナーへ。

　1コーナーを回って、カレンラストショーのリードは1馬身。2番手がヴォージュ、1馬身差でモンドインテロ、さらに2馬身差でアドマイヤエイカンが続く。2馬身開いて11番リッジマン、2馬身差で14番アルター、1馬身半差で4番コウキチョウサン、直後に13番メドウラークがいる。

　4から5馬身開いて5番トウシンモンステラ、その外に7番ララエクラテール、1馬身半差で8番マサハヤダイヤ、直後に10番マイネルミラノが続き、さらに2馬身後ろの最後方が9番ネイチャーレットとなった。1000mの通過タイムは63.1秒。

　カレンラストショーを先頭に、各馬スタンド前へ。特に大きく隊列が変わることはなく、2周目に入る。3コーナーに入り、リッジマンが徐々に進出を開始。アドマイヤエイカンも前に並びかけたところで最後の直線を迎える。

　直線入り口でアドマイヤエイカンが先頭に立ち、外からリッジマンが上がってきた。モンドインテロが3番手で懸命に食い下がる。ヴォージュは一杯になってズルズルと後退。残り200mを切って、リッジマンが先頭に躍り出た。リッジマンはそのまま最後まで脚を伸ばし、アドマイヤエイカンに2.1/2馬身差をつけてゴール。重賞初制覇を果たした。

　2着アドマイヤエイカンからクビ差の3着には、モンドインテロが入った。ヴォージュは11着だった。勝ちタイムは3分45秒2(良)。