ゴール前写真・回顧

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■最後の1冠はフィエールマン! 関東馬17年ぶりのV!

 15番オウケンムーンがスタートで出遅れ。4番ジェネラーレウーノがハナを切り、1馬身差で8番カフジバンガード、その外に11番コズミックフォースが続く。1馬身差で5番エポカドーロ、その内に1番アイトーン、外に10番アフリカンゴールド。

 1馬身差で6番メイショウテッコンと14番グロンディオーズ、その後ろに7番ユーキャンスマイル、12番フィエールマン、18番グローリーヴェイズが並ぶ。1馬身半差で3番ブラストワンピース、その外に17番シャルドネゴールド、さらに1馬身半差で13番タイムフライヤーが続く。

 3馬身開いて16番ステイフーリッシュ、2馬身差で2番グレイル、1馬身差で9番エタリオウが続き、さらに2馬身後ろの最後方がオウケンムーンとなった。各馬1周目のスタンド前へ。エポカドーロは内の3番手に、エタリオウも10番手あたりまでポジションを上げていった。1000mの通過タイムは62.7秒。

 2周目に入り、各馬一団となったまま3コーナーを迎える。エタリオウが外から先団に取りつき、その後ろにブラストワンピースが上がってきた。インで我慢していたエポカドーロは最内をついて最後の直線に向いた。

 最後の直線に入り、外のエタリオウが先頭に立った。最内のエポカドーロは伸びあぐね、エタリオウの内からはフィエールマンとユーキャンスマイルが上がってきた。ブラストワンピースも懸命に脚を伸ばしている。

 残り200mを切って、フィエールマンが内からエタリオウに並ぶ。一歩遅れた3番手にはユーキャンスマイルが浮上。ブラストワンピースは止まってはいないものの、ユーキャンスマイルを交わせない。

 最後はフィエールマンとエタリオウの一騎打ち。激しく叩き合ったまま2頭が並んでゴールし、写真判定の結果、フィエールマンに軍配が上がった。キャリア3戦(今回が4戦目)での菊花賞制覇は史上初。関東馬の菊花賞制覇は2001年のマンハッタンカフェ以来、17年ぶりとなった。

 ハナ差2着のエタリオウから1.1/2馬身差の3着には、ユーキャンスマイルが入った。ブラストワンピースは4着、エポカドーロは8着だった。勝ちタイムは3分6秒1(良)。

コーナー通過順位

1コーナー 4,8(5,11)(6,10)(1,12)7,9,13(14,3)-(16,18)17-2-15
2コーナー 4,8(5,11)(6,10)(1,12)(7,9)(13,3)14(16,18)17-2-15
3コーナー 4,8(5,11)(6,12,10)(1,9)(7,3)(14,13)(16,18)17,2,15
4コーナー (*4,8)(11,10)5(6,12,9)3(1,7)(13,18)(14,16)17,2,15
コーナー通過順位の見方

1通過するコーナーの名称

2各コーナー通過時の順位
着順の色分け表記1着2着3着

記号の見方
,1,2,3は先行馬との間隔が1馬身以上2馬身未満の差を示します
-1-2-3は先行馬との間隔が2馬身以上5馬身未満の差を示します
=1=2=3は先行馬との間隔が5馬身以上の差を示します
()(1,2,3)は1馬身未満の間隔で並走している馬群を内側の馬番から示します
*(1,*2,3)の*印は馬群内の先頭馬を示します

ラップタイム

ペース
S
200m 400m 600m 800m
12.8
12.8
24.7
11.9
37.2
12.5
50.1
12.9
1000m 1200m 1400m 1600m
1:02.7
12.6
1:15.1
12.4
1:28.4
13.3
1:41.4
13.0
1800m 2000m 2200m 2400m
1:54.2
12.8
2:06.9
12.7
2:19.7
12.8
2:31.9
12.2
2600m 2800m 3000m
2:44.1
12.2
2:54.8
10.7
3:06.1
11.3

※上段:通過タイム、下段:ラップタイム

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