■ルックトゥワイスがレコードで重賞初V　ブラストワンピースは8着

　13番ケイティクレバーがダッシュ良く先手を取り、これに12番パリンジェネシス、11番ポポカテペトルなどが続いて最初のコーナーへ。

　1コーナーを回って、ケイティクレバーのリードは2馬身。2番手にパリンジェネシス、その外にポポカテペトルが続く。1馬身半差で7番ゴーフォザサミット、半馬身差の外に9番アドマイヤエイカン、そのさらに外に6番ブラストワンピースがいる。

　1馬身差で3番ソールインパクトと8番チェスナットコート、さらに1馬身差で1番ウインテンダネスと5番アイスバブルが続く。2馬身開いて4番ムイトオブリガード、1馬身差で10番ルックトゥワイスが続き、さらに3馬身離れた最後方が2番アクションスターとなった。

　1000mの通過タイムは59.5秒。3コーナー手前でアドマイヤエイカンが故障を発症して競走を中止。大きな影響を受けた馬はおらず、各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。

　直線に入り、各馬横に大きく広がる。先行勢は脚が止まり、残り300mでムイトオブリガード、ソールインパクト、ゴーフォザサミット、ブラストワンピース、アイスバブル、ルックトゥワイスらが横一線となった。

　しかし、ブラストワンピースはここから伸びない。替わって、ルックトゥワイスが一気に先頭に躍り出た。その内のアイスバブルが2番手に浮上、馬場の内からはソールインパクトが脚が伸ばしてきたが、ルックトゥワイスはこれらをしっかりと振り切ってゴールイン。待望の重賞初制覇を果たした。

　2着は1.1/4馬身差でアイスバブル、3着はさらに1.1/4馬身差でソールインパクト。ムイトオブリガードは5着、ブラストワンピースは8着だった。勝ちタイムは2分28秒2(良、日本レコード)。