■サリオスが無傷2連勝で重賞V　レコードも更新！

　7番シコウが好スタートも、外から8番アブソルティスモがハナを主張。3番サリオスは2-3馬身離れた3番手に付ける。中団からは1番イロゴトシ、6番クラヴァシュドール、2番ジェラペッシュ。

　続いて5番ロードエクスプレス、4番カップッチョが追走。最後方に9番エンジェルサークルという隊形。最初の600mは35秒1。コーナーでペースが落ち、向こう正面ではやや縦長だった馬群が徐々に凝縮。各馬一団で直線に入った。

　残り400mの上り坂になってサリオスにムチが入る。外にいるクラヴァシュドールも脚色が良く、この2頭が併せて叩き合う形に。アブソルティスモは伸びを欠いているわけではないが、外の2頭に比べて劣勢の手応え。シコウは坂で苦しくなり後退。

　残り200mでアブソルティスモは捕らえられ、最後はサリオスとクラヴァシュドールの一騎打ちに。クラヴァシュドールが抜け出すかというシーンもあったが、結局サリオスが1.1/4馬身リードしてゴールした。クラヴァシュドールも良く伸びたが2着、逃げ粘ったアブソルティスモが更に3.1/2馬身離された3着となった。勝ちタイムは1分32秒7(良)のレコード。